寿都鉄道の駅跡を巡り、時刻は午後2時近い。
しばらく空腹を我慢してきたが、ちょうど町の中心部に近いところだし、ご飯を食べよう。
とりあえず道の駅へ行ってみる。
売店と食事は同じレジ。
メニューを見せてもらうも、ご飯はなくなりましたとの表示。
天気も良く、お客さんが多かったらしい。
良いことである。
まだ提供できるメニューの中で「たことしらすのホットサンド」を注文。
他にお客さんもいないのですぐできるのかと思いきや、わりと時間がかかる。
1つ1つ作っているらしい。
ホットサンドというものは初めて食べるかもしれない。
椅子に座って水を飲みながら待っていると店員さんが持ってきてくれた。
思っていたよりパンは熱く、厚く、歯ごたえがある。
そしてタコもボリュームがあって歯ごたえがある。
タコ食ってるな~という満足感。
甘めの醤油がこの料理全体のベースとなる味だ。
他のメニューも寿都の旬を活かした料理で、季節によって変わるものが多いらしい。
また別な時期に来てみよう。
目の前は漁港。
その先には対岸の山地が広がる。
道の駅の裏手駐車場には漁に使われたという船が展示されている。
保津船というらしい。
小樽は近年、ニシン漁の水揚げが増えているが寿都はどうだろう。
肝心なところが消えてしまっているが、かつての寿都町の栄華を記した文。
さびた錨たち。
にしん街道という名に相応しい、町の歴史に近づけるオブジェだと思う。