旭川サイクリング ― 新旭川駅 ―

目次

 

 

1.石狩川

お腹を満たし、再び自転車へ。

南へ向かう。

旭川市内は基本的に平らで走りやすい。

 

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再び石狩川を渡る。

 

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カワセミについて。

恵庭市カワセミを市の鳥と定めていた。

綺麗な川の象徴のような鳥なのだろう。

 

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橋の向こうは製紙工場が多い、その名もパルプ町。

煙突から煙が見える。

 

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ここは花崎大橋。

橋を渡って道道329号線を行くと、やがて新旭川駅に到着。

 

2.新旭川

 

 石北本線の起点駅とされている。

もっとも、石北本線の列車が発着するのはすべて旭川駅だ。

 

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木造の厳めしい駅舎。

新旭川駅は宗谷本線から石北本線が分岐されたときに設けられた駅。

1922年開業。1939年に後の日本製紙である国策パルプ工業への専用線が開業。

1978年専用線以外の貨物廃止、1997年には専用線も廃止となった。 

 

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立派な跨線橋を持ち、駅の反対側には倉庫街があった。

かつては日本製紙への専用線を持つ、貨物取扱の重要駅であった。

 

国土地理院地図の1960年代後半の航空写真

 

 宗谷本線と石北本線が分岐することもあって、かなり広大な敷地を持つ駅である。

この頃は周囲の施設への専用線も多かったようだ。

 

日本製紙への専用線の様子。

 

 

現在は貨物取扱は廃止にこそなっていないものの、実績ゼロ。

市街地にあるものの特急はすべて通過し、無人駅となった新旭川駅。

休日でも学生の需要はそれなりにあるようだが、北海道第二の都市、旭川の中心部に近い位置にある駅とは思えない様子。

 

なかなか味わいのある駅である。自分もわざわざ遠回りして訪れたのだが、果たして今後どのような運命を辿るのだろうか。

 

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