7月某日。
積丹町のウニ漁は最盛期。
久しぶりに食べに行こうかということで、数年に一度の贅沢しに行ってきます。
積丹半島きっての有名なお店。
漁師直営で番屋を改造した店舗はいつも満員。
ウニの時期は外でも20組くらいは待っている。
回転が速いので1時間くらい待てば席につけるだろう。
バフンウニは値段的にちょっと手が出ない。
ホームページには淡泊な味とあるが、私程度の舌には十分濃厚な味。
これ以上濃かったら一体どんな味なのか想像がつきません。
口の中でとろけ、うっすら甘みが広がる。
耽美な味わいと裏腹に齷齪と急ぐ箸。
いつまでも食べていたいが、宴の時間は短いものです。
ちなみに北海道にはキタムラサキウニという種もあるが、ここではムラサキウニを出している。
バフンの方はエゾバフンウニという東北・北海道に生息する種類。
たわしみたいな姿をしていて、身が赤い。
日本で最もおいしいウニとも言われるが、まあそれは好みですから。
かつてウニが苦手だった奥さんも旬のウニはすっかりお気に入りに。
ちびさんにはさすがにウニは早いだろうということで、ミニいくら丼で満足していただきました。