今日は2014年9月30日放送の空から日本を見てみようされた津軽半島の各市町村について調べてみた。
まずは板柳町
人口は約1万3千人。
明治期にはりんごの出荷で賑わう。
続いて鶴田町
人口は1万2500人ほど。
りんごの生産が盛んだが、スチューベンという品種の葡萄の生産量も日本一である。
岩木山の見晴らしがよい津軽富士見湖は、堤頂は4.2kmに及びため池では日本一であり青森県最大の人造湖。
湖畔にはタンチョウヅルの飼育施設もある。
次は五所川原市
人口は5万人強
2005年金木町、市浦村を吸収合併し現在の市域となる。
市浦村は飛び地合併となった。
文豪太宰治の出身地である。
旧市浦村にある十三湖は岩木川が日本海へ流入する部分にあたる汽水湖である。
現在では日本有数のシジミの産地。
鎌倉~室町時代にかけては交易港十三湊として栄えた。
1990年代より発掘が進み、現在も研究が続いている。
次はつがる市
人口は約3万人
2005年に1町4村が合併し発足。
遮光器土偶が出土した亀ヶ岡遺跡が有名。
また、明治11年に植栽された日本最古のりんごの木が天然記念物に指定されている。
最後は外ヶ浜町
人口約5千5百人
こちらも飛び地合併を行っている。
南部にある大平山元1遺跡は世界的に見てもかなり古い遺跡である。
出土した石の矢じりや煮炊きの跡などは今のところ世界で最も古いものと言われている。
北部では津軽半島最北端の竜飛崎が有名。
対岸の松前半島も見える。
付近を通る国道339号。
国道で唯一車両通行不可・階段と歩道のみで構成された区間がある。
国道に指定された経緯ははっきりとはわかっていないが、迂回路が建設されることになっても階段国道が既に名物であったことから、敢えて国道指定を解除しなかったそうだ。