今日は2007年11月27日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたタヒチ島のパペーテについて調べてみた。
パペーテはフランス領ポリネシアの首都である。
19世紀にフランスの植民地となり1957年に自治権が拡大。
1996年までムルロア環礁でフランスの核実験が行われていた。
118の島があり、67の島に人が住んでいる。
フランスとの結びつきが強く、輸入や観光など経済を支えられている。
タヒチ島は火山性の島で二つの島がくっついて瓢箪のような形をしている。
画家ゴーギャンが愛し、晩年を過ごした島としても有名。
またポリネシア人の起源が南米であることを実証しようとしてペルーから筏で漂流した冒険家ヘイエルダールが若き日にタヒチ島で研究を行っていたこともあった。
この研究の日々が後にポリネシア人の起源を調査する礎となったようである。
パペーテはタヒチの経済の中心地で観光施設や市場などタヒチの文化に触れることができ、離島への玄関口にもなっている。
宣教師も入植し、カトリック教会も建てられた。
現地の本来の姿を愛したゴーギャンは気に食わなかったらしい。