今日は2014年12月9日の空から日本を見てみようで紹介された兵庫県の三田市・丹波篠山市について調べてみた。
まずは三田市(さんだし)
人口は約11万人。
かつては田園が広がっていたが、現在は神戸・大阪の衛星都市の顔も持つようになり発展。
戦国期には領主は三田城を居城としていたが、江戸時代に藩主として治めていた九鬼氏は無城主であったため三田城を取り囲むように建てられた陣屋を居所としていた。
他に花山院菩提寺や聖徳太子ゆかりの地としても知られる虚空蔵山などが名跡として知られる。
青野ダムはL字型のダム湖を持ち、湖畔は家族向けのレジャー施設も整備されている。
人口は約4万人。
古来より京都への交通の要として栄えた。
盆地の寒暖差を活かした丹波黒大豆の生産が盛ん。
また、霧が立ち込めることも多く盃ヶ岳など低い山からも雲海を楽しむことができる。
波多野氏が居城とした八上城、篠山藩の藩庁であった篠山城が史跡とされている。
城跡以外でも御徒士町武家屋敷群や河原町妻入商家群などが伝統的建造物群保存地区に指定されている。
市立歴史美術館は日本最古の木造裁判所の建物を利用している。
その他にも大國寺など文化財が多いが、異色なのが鳳鳴酒造の建屋。
築200年超の仕込み蔵などが認定されている。丹波特産物や音楽振動で醸造した酒など取扱商品もユニーク。
陶芸美術館や丹波立杭焼をテーマとする立杭陶の郷など観光施設も整備されている。
丹波立杭焼は若緑色で備前焼や信楽焼に比べると爽やかな色あいの作品が多く、すり鉢や茶器などを多く作っていた。