今日は苫前町について調べてみた。
人口は約3千人。
かつてはニシン漁で栄えた。
現在は一次産業が盛ん。
国道239号線は途中から内陸の幌加内町へと向かい、霧立峠を越える。
道の駅は国道からやや外れた、海岸近くに位置する。
温泉、海水浴場、キャンプ場などが併設・点在し観光客で賑わうエリアとなっている。
道の駅は風W(ふわっと)という変わった名称。
このWとは電力の単位のワットを示している。
風+Wで風力発電を表しているのだ。
道の駅からやや南に行ったところにある上平グリンヒルウインドパークは北海道最大級の風力発電施設群。
風車が並ぶ姿は壮観。
さて、今でこそライダーなどに風力発電で有名となった苫前町だが、それ以前のシンボルというとカントリーサインにも描かれているヒグマである。
可愛らしく描かれているヒグマの親子だが、元々は三毛別ヒグマ事件という日本史上最悪の獣害となった大正時代の事件が由来。
事件の現地も復元されているが、今では人っ子一人いない山奥のため行くだけで勇気が必要。そしてそこには民家を襲うヒグマまで復元されているということで、ビビリの自分はおそらく一生行くことはないだろう。
ヒグマと一緒に描かれているのは町の木であるナナカマド。