今日は美瑛町について調べてみた。
人口は約1万人。
明治30年頃までは未開の地であった。
富良野線の開通や農場の開拓などにより徐々に人口が増える。
現在も富良野線が町内を南北に縦断し3つの駅が設けられている。
また並行するように国道237号線が通っている。
芦別へとつながる予定の国道452号線の工事が行われているが開通はいつのことだろうか。
道の駅は町内に2つあり、「丘のくら」は美瑛駅のすぐそば、市街地にある。大正時代に美瑛軟石で造られた倉庫を使用している。
「白金ビルケ」は郊外、町の東部にあり道の駅登録の前はインフォメーションセンターであった。
美瑛といえばどこまでも続く丘の風景が全国的にも有名である。
十勝岳連峰の複数回に及ぶ大噴火・火砕流によって河川が放射状に流れ谷が形成された。その浸食によって現在見られるような波状丘陵が形成された。
さらに格子状の区画割によってパッチワークのような畑が広がる独特な景観となった。
現在は畑の風景を活かした観光農場や展望公園などがいくつも整備され、CMに使われたスポットなどと共に観光客で賑わっている。農業と共に観光業も主要な産業となっている。
近年大人気のスポットが青い池である。地元のプロカメラマンの写真集から徐々に知名度が上がり、TV番組やiOSの壁紙などでも取り上げられた。
もともとは堰堤の一部に水が溜まり、偶発的にできた人造池である。
付近の湧水に含まれる水酸化アルミニウムの粒子と美瑛川本流の水が混ざり合い、太陽光との衝突などから際立って青い色が発生し、水没した森林の立ち枯れた木々とあわせて印象的な風景となっている。
さらに東部へいくと白ひげの滝、十勝岳温泉、そして標高2000m超の十勝岳など。
十勝岳中腹には望岳台が設けられ、登山の拠点にもなっている。