今日は2008年4月24日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたニュージーランドの首都ウェリントンについて調べてみた。
10世紀ごろマオリ人が定住を始める。その後19世紀にヨーロッパ人が入植。
都市名はワーテルローの戦いでナポレオンを破ったウェリントン公に敬意を表して名づけられた。
北島の南端に位置し、ニュージーランドの中央部に位置する。
人口は約40万人で国内2位、オセアニアの首都の中では最大の人口を持つ。
オークランドと共に金融、経済の中心都市である。
ヨーロッパからの移住は当初河口付近の平野部に進められたが、洪水が多く湿地であったことから高台へ移転した。
起伏が多い地に移っても当初の都市計画は変わらなかったため、急勾配の直線道路が現在も残る。
ウェリントンの街並み。
港は奥まった入り江にあり、天然の良港である。
断層が多く、地震が頻発する。また風も強い町である。
行政の中心、国会議事堂は独特なデザインから観光スポットになっている。
Beehive(蜂の巣)という別名を持ち無料見学ツアーも行われている。
国立博物館(テ・パパ・トンガレワ)は年間100万人以上が訪れるという国内屈指の博物館。歴史、地理、自然について膨大な数の展示を楽しむことができる。
ウェリントンはアーティストも多く、独特な建物や雑貨も豊富だ。
特にアンダーグラウンドマーケットではアーティストと話しながら小物や洋服を買うことができるとあって、観光客にも一番人気である。
さらにカフェやレストランを楽しむならキューバ・ストリート。
植物園やオリエンタルベイの人工ビーチでも散策を楽しむことができるだろう。
ロードオブザリングやアバターなど大ヒット映画の製作会社ウェタもウェリントン市内にあり、そのワークショップには世界中からファンが訪れる。
映画の紹介や制作の舞台裏などファンには垂涎の構成となっている。