引き続き南へ向かって自転車を進める。
次にやって来たのは十五島公園停留所跡。
1959年営業開始、1969年廃線に伴い廃駅となった。
わずか10年ほどの歴史であった。
停留所という名の通り、あまり大きい駅ではなく貨物の取り扱いなどもなかったようだ。
グーグルマップで示される地点とは違う場所に木柱が建てられている。
個人宅の敷地内ということもあって全景は撮影せず。
実際の駅の場所とは少しずれているらしい。
1960年代後半の航空写真。
駅の位置はよくわからない。
さて駅名の由来となった十五島公園は石山通りからもう少し離れたところ。
豊平川沿いにある公園。定山渓鉄道がある時代には鉄道に乗って出かける人も多かったようだ。
平常時なら河川敷はバーベキューの楽しむ人々で溢れている。
河川敷沿いに細長い形の公園
中央部には公園の名を記した大きな石。
その横には公園史。
定山渓鉄道も造設に関わったらしい。
造成は昭和29年(1954年)。駅の開業まで数年かかったようだ。
公園を利用する人が増えてから開業の手続きを開始したのだろうか。