道北をいっぱい巡った。 ― 北比布駅 ―

目次

  

1.北比布駅へ

比布駅を出て一度南比布駅に戻り、再び北を目指す。

一直線に北上する宗谷本線に対し、国道40号はいったん北東へ向かい90度方向を変えて蘭留駅付近で再び寄り添うようになる。

 

北比布駅は国道から離れた農村にポツンと設けられた小さな駅だ。

 

この先もう少し行くと、山間に入り周囲の風景も変わって来るが、この辺りはまだまだ広い平野部。

 

北比布駅

小さな待合室。

 

南比布駅

南比布駅と左右対称のようだ。

 

ホームも同様に板張りである。

 

踏切があり、木も植えられているのが南比布駅との違いか。

 

近くの牧場には黒い牛の姿も見えた。

 

2.北比布駅の歴史

1955年 南比布駅と共に仮乗降場として開業。

1959年 駅に昇格。2014年駅舎の待合室を老朽化のため解体、新築。

    いずれも南比布駅と同じタイミング。

2021年春 利用者僅少のため廃止予定。

 

開業から廃止まで南比布駅と全く同じ歴史を辿ることとなった北比布駅。

唯一の違いは、開業から木造の待合室であった南比布駅に対し、北比布駅はコンクリートブロック造りであったことか。

 

1970年代後半の国土地理院地図の航空写真。

 

今とあまり変わらない風景のようだ。

 

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