道北をいっぱい巡った。 ― ノシャップ岬と稚内灯台 ―

目次

  

1.ノシャップ岬

稚内駅を見た後、日没まで少し時間があったので再び車を走らせ、ノシャップ岬へ向かった。道道254号線を北へ進む。海沿いの道に民家が切れ目なく連なっている。北の果ての岬というと険しい断崖や荒々しい山肌などを連想しそうだが、至って穏やかな風景である。

  

 

岬自体もなだらかな平地で、小さな公園のある観光地となっている。

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看板越しにちょうど利尻富士が見えるよう設置されている。

 

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近くは漁港。漁船と一緒に利尻富士

 

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漁港裏手の丘は自衛隊の基地があったりもする。

 

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やがて陽が落ちてきて。

 

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さらに落ちてきて。

海も赤く染まってきた。

 

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観光客もほとんどいなくなり、残っているのは時計を見つめるイルカ君。

 

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そして夕食中の鹿君だけになった。

 

2.稚内灯台

公園のすぐそばには水族館や科学館があるが、この日はもう夕方なので入館はあきらめる。その代わりすぐ横にある稚内灯台をじっくり観賞。

 

 

ここが岬の最先端。

この岬の付け根辺りが稚内の中心地ということになる。なだらかな岬だが、この地形が天然の良港に重要な要素となっているのだろう。

 

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青空に赤白のツートンが良く映えている。

 

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真下から見るとこんな感じ。

 

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道内でも知名度はあまり高くないかもしれないが、地上から灯台の高さは日本2位。

北海道では最も高い灯台である。

 

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灯台カード。

利尻富士の存在感が凄い。