沼田ダムからちょっと南に戻るともう一つ幌新というダムがある。
もちろん続けて鑑賞。
道道からちょっと東に入る。
キャンプ場への入口を進み、まっすぐ行くとダムに到着。
このダムも下流側は芝生が敷き詰められている。さらに、平らな部分はパークゴルフ場として整備されており、キャンプ場とセットで楽しめるようになっている。
上流からみる。コンクリートで固められている部分が見えるが、堤体の大部分は草が茂っていた。ダム便覧によるとこのダムはアースダムとのこと。
用途は灌漑用。ということでこちらもこの季節は水が完全に抜かれている。
右手には取水設備。この画像ではちょっとわかりにくいが、写真の真ん中付近には橋が架かっている。これはかつてこの地を通っていた留萌鉄道跡である。橋台は導水管に使用されているらしい。
ちょっと変わった形の石碑。
ダム名ではなく水恩乃碑と刻まれている。
余水吐の上には赤い柵の橋が架けられている。
天端は残念ながら立入禁止だった。
余水吐にもきちんとプレートが刻まれている。
その余水吐を眺める。すぐ横にパークゴルフ場。
幌新ダムは1975年竣工。
堤高は27m、堤頂長は283mだ。
1970年代後半の国土地理院地図の航空写真。
すでにダムは完成している様子。
パークゴルフ場やキャンプ場はまだ未整備。