江別ひとり散歩 ― 四季のみち ―

目次

  

1.四季のみち

高砂駅から線路沿いに進んで行く。

自由通路を通って線路を渡る。

 

ぽっぽ公園という小さな公園付近から四季のみちという遊歩道が始まる。

 

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この遊歩道、かつての北海道電力江別火力発電所専用線廃線跡を転用したものである。木々が並んでいる辺りがかつての分岐点付近だ。

 

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ここが遊歩道の始まり。木々が適度に植えられ気持ちの良い道だ。

スタート地点は春のゾーン。その名の通り四季それぞれのエリアに分かれている。

 

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道の途中には遊具も置かれていた。

紅葉真っ盛り。

 

続いて夏ゾーンに入る。

道を進んで行くとベンチがあって。

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サックスを吹くおじさんの像が座っていた。

ワンモアタイムというタイトルの銅像らしい。

彫刻家黒川晃彦氏の作品。彼の作品には楽器を演奏する野外彫刻が多いらしい。

 

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やがてアスファルトの舗装から木が敷き詰められた道に変化。

緩やかにカーブしていく。

 

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このゾーンではヘイケボタルを飼育しているらしい。

道の両端には小さな川が流れており、ここでホタルが育つようだ。

 

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できるだけ自然の状態をキープできるよう、進入禁止。

2.北海道電力江別火力発電所専用線

1935年専用線の運用が開始される。発電所で使用される石炭を輸送していた。

当初は江別駅から石狩川方向に分岐していたが、1960年新工場建設時に江別駅から高砂方面に向かい、スイッチバックによって発電所へ向かう方式に変更。

 

 1970年代後半の国土地理院地図の航空写真。

 

分岐点がはっきり見えている。

 

1991年江別発電所が廃止となり、専用線廃線となる。

 

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