新旧廃線跡を往く ― 自然喰処 灯泉房 ―

この日の駅巡りはひと段落。

ちょうど昼時になったので、ここらで店を探す。

 

気分的には白米が食べたい。

駅の近くをふらふら歩いてみると何件か飲食店があった。

その中の一軒、農業倉庫が並ぶ手前に建っている店に入ってみた。

 

 

 

居酒屋風だが、ランチも充実しているらしいこのお店。

入ったところにある雰囲気のいい木のカウンターに席を取る。

 

奥には座敷席が幾つかあるよう。獣害駆除の話をしている地元の人らしき声が時折聞こえてきた。

 

さて、この店の名物らしくでかでかとメニューに載っていたステーキ丼を頼んでみようとしたが、あいにくこの日は仕入れができなかったそうで提供できないとのこと。

 

口がすっかり肉モードになってしまったので代わりに牛丼を頼むことにした。

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やって来たのはオーソドックスな牛丼。

玉ねぎ、白たき、紅ショウガを従え味噌汁と共に現れた。

 

居酒屋の牛丼だからか、甘すぎずやや大人向けにも思える風味。

ボリュームも腹八分目でちょうどよい。

チェーン店以外で牛丼を掻き込むのは久しぶりだ。

 

店の売りはこの日食べられなかったむかわ牛。時期によっては旬のししゃもも味わえるらしい。

口コミではランチの情報が多数。ボリュームは上品なようだが、味はどの料理も評価高め。むかわ町を代表するお店の一つのようだ。