目次
1.らーめん処小樽坂
余市の道の駅を出て札幌方面へ向かう。
途中で遅い昼食を取りにウイングベイ小樽へ立ち寄り。
2Fのハイカラ横丁と呼ばれるエリアにある「らーめん処小樽坂」というお店に入ってみた。レトロな雰囲気でかなり広い。おそらくテーブル席だけだったと思う。
子供はお子様ラーメンを頼み、我々夫婦は「あんかけカップル」というメニューを注文。これは餡のかかった焼きそばとライスがセットになっている、かなりボリューミーな品。
底は浅いが、かなり大きな皿に具だくさんの餡がこれでもかと乗っている。
醬油ベースで、口に入れた瞬間は濃い味かと思うが、あまり後を引かない。
辛子や酢などで味に変化を加えながら、二人でぺろりと平らげた。
ライスの分量はそれほど多くないので、平均的な胃袋の男女で食べるとちょうどいい量かもしれない。
2.ウイングベイ小樽
小樽出身の自分にとってはなじみの深いこの建物。
1999年に当時は国内最大級となる商業施設「マイカル小樽」として開業。
元々は小樽築港駅の広大なヤードであった場所に建設される。
開業当初目玉テナントとして知名度の高かったビブレ、石原プロワールド・西部警察、小樽よしもとなどは数年で撤退していき、飲食店も次々と入れ替わっていった。
ヒルトン小樽やワーナーマイカル、スポーツクラブも運営が変わる。
やがてマイカルも破綻。今はウイングベイ小樽と名を変えて営業しているが、幾度かの民事再生を行い、綱渡りの運営が続く。
完全に閉鎖されているフロアもあり、いつまで維持できるのか心配は尽きない。
ちなみに2021年夏時点での主なテナントはビバホーム・ニトリ・イオンシネマ・ホテル
グランドパーク・ナムコ・イオン・喜久屋書店・ライトオン・青山・ダイソー・キャンドゥなど。観光客が来るようなところではなくなった。
ウイングベイから伸びる歩道橋の先にはマリーナが広がる。
小型船舶がずらりと並ぶ姿は、道内ではなかなかお目にかかれないないだろう。
天気が良ければかなり遠くまで見える景色がこの施設の最大の魅力かもしれない。