芦別・赤平探検 ― 三菱芦別とマンホール ―

目次

 

 

1.三菱鉱業の碑

芦別駅から北東方面、芦別川付近の住宅街にある啓南公園。

ここにとある記念碑が建てられている。

 

 

 

北菱産業芦別炭鉱・三菱鉱業芦別炭鉱の社名と社章が刻まれている。

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この地に二つのヤマがあった事、従事していた人々の足跡を残すべく建立された。

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こちらのHPによると、この付近は三菱芦別炭鉱の住宅が広がっていたようだ。

 

三菱芦別炭鉱は大正時代に開坑、昭和初期に一度休山するが1947年に事業を再開する。

1949年には上芦別駅から分岐する専用線も引かれる。

 

1955年の国土地理院地図の航空写真

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芦別駅北側にある根室本線との分岐点近くに三菱上芦別駅があった。

 

現在の地図だとこの辺り。

 

 

1964年三菱芦別炭鉱閉山により廃線

廃線跡は一部道路に転用されているが、北側は公園が整備され面影はない。

空知川を渡る橋脚も爆破撤去された。

 

駅にあった給水塔・機関庫はまだ残っているらしい。

 

これは給水塔の名残。ただ2014年のものなので、もしかしたらもう既に撤去されているのかもしれない。

 

 

2.芦別のマンホール

さて、芦別市は星の降る里というキャッチコピーで売り出しているが、マンホールカードもおおぐま座をデザインしたものが選ばれている。

kamonji224.hatenablog.com

 

他にも別な星座をデザインしたマンホールがあると書かれていたが、上芦別の町を周っていたところ、幾つも発見したので写真を撮っておいた。

 

まずははくちょう座夏の大三角形の一つ、デネブも記されている。

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さそり座。アンタレスは直径が太陽の680倍もあるらしい。

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これはカントリーサインをデザインしたもの。

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いて座。南斗六星は天の川の中に見えるらしい。

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おおぐま座のノーマルバージョン。こちらは北斗七星が組み込まれている。

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これは北海道のマンホール。北海道庁旧本庁舎が描かれている。

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おとめ座。スピカはラテン語で小麦の穂という意味らしい。

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