世界ふれあい街歩き ― サンフランシスコⅡ ―

目次

 

1.ミッション・ドロレス

今日は前回に続いてアメリカのサンフランシスコ。

観光地について調べてみた。

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まずはスペイン人がこの地にやって来た時に最初に建てたサンフランシスコの教会、ミッション・ドロレス。日干し煉瓦の外壁でイスラム教の影響を受けているような建築用紙が特徴的だ。周囲は長方形の公園になっている。

 

2.ゴールデンゲートブリッジ

次はサンフランシスコの象徴、ゴールデンゲートブリッジ

1937年完成、海峡を船で通勤していた新聞記者が架橋キャンペーンを行ったのが発端となって建設された。

北側から見るとサンフランシスコの街をバックに、橋の上には下を覗くとかつて使われていた小さな灯台が見える。

 

3.アルカトラズ

サンフランシスコ湾に浮かぶ小島、アルカトラズ

南北戦争時に重要な軍事拠点とされた。前後して監獄としての役割も持たされる。

1933年、経費削減のため軍から連邦司法省に移管される。

組織犯罪が激化していたこともあって、アルカポネやマシンガンケリーなど凶悪犯が収容される。1960年代には施設の老朽化などが原因で脱走犯が現れる。刑務所としての体を成すのは難しいとされ1963年には閉鎖された。

 

4.その他

坂の多いサンフランシスコのシンボルの一つ、ケーブルカー

観光名所を周遊する、手動式で運行のレトロな外観と車窓から眺める風景が人気だ。

 

聖ピーター&ポール教会グレース大聖堂は町を代表する教会建築。

 

世界に数多ある中華街の中で最も有名で、規模の大きいのがサンフランシスコにあるチャイナタウン

アヘン戦争後に結ばれた開港条約、そして国内の混乱によって中国から移民が続出。

その中の一つがゴールドラッシュに沸いていたサンフランシスコ。大陸横断鉄道の建設などに従事し、そのまま定住に至ったそうだ。

 

第二次世界大戦前には日本人街もできた。

大戦中は強制収用なども行われたが終戦後再び日系人が居住。

現在も日本を中心とするアジア系のレストラン、ショッピングモール、スーパーマーケットなどが並んでいる。

 

市庁舎も有名な観光スポット。中世の大聖堂を思わせるようなドーム型の建築で、ワシントンの議事堂を参考に造られたとも言われる。1915年に竣工しマリリンモンローが結婚式を挙げたことでも有名。

 

 

サンフランシスコとオークランドを結ぶベイブリッジの中間にはトレジャーアイランドと名付けれられた人口島が浮かんでいる。

新興住宅街で観光スポットは少ないが、ビル群とベイブリッジの夜景が見えるスポットや音楽フェスティバルが有名だ。