目次
1.豊平峡温泉
子供が春休みだがコロナだ!仕事だ!習い事だ!などでどこへも出かけていない。
温泉に行きたいと言い出したので近いところなら行けると思い出発。
子供は泊まりと思い込んでいたようだが、急には無理だよとなだめてあきらめてもらうことに。
向かったのは、札幌の奥座敷である定山渓温泉街のさらに奥にある豊平峡温泉。
前にダムを見に行ってその後カレーを食べたことがあるが、入湯は初めて。
公式HPより画像を拝借。
源泉100%かけ流し、温度調節や追い炊きもないのは珍しいそうだ。
洗い場の床は石灰華が沈殿している。炭酸カルシウムが水分の蒸発などで固体化したものだ。かなり硫黄臭強めの浴場とあわせて、定山渓の中でも非常に個性的な温泉となっている。
露天風呂はかなり広め
上述のシアノバクテリアが苔のように生えており、所々ヌルヌルと滑る場所もある。
周囲の山並みと併せて野趣を感じられる温泉。
そのかわり、極めて清潔というわけには行かないのでこういうのが苦手な人はやめておいた方がいいだろう。
10時から入浴可能だが、10時半にはだいぶ混雑していた。
風呂から上がると11時半なので人気のカレーを食べようと思ったが、こちらも行列が絶えず。今回はあきらめて別な場所へ。
2.生蕎麦 紅葉亭
札幌市外へ帰る途中の定山渓温泉街でランチ。
立ち寄ったのはこちら、「生蕎麦 紅葉亭」
昭和の初めに開店とあって、どことなく昭和の食堂の雰囲気を漂わせるお店。
別に汚いとかではなく、壁や天井の様子がそう思わせるのだろう。
テーブルがけ数席と4人掛けの座敷席2つ。ソーシャルディスタンスをキープしたカウンターもあって、黙食という張り紙がしてある。
なぜか中村俊輔のサイン入りユニフォームが飾ってあった。
頼んだのはとろろそば。
風味豊かな細めの面にとろろが良く絡み合っておいしい。
白身を丁寧に取り除いた黄身だけの卵も、老舗らしい上品な雰囲気。普通と言えば普通なのだが。
つゆは少なめにして、とろろと卵の粘り気を強めで食してみる。
そばの味わいをより濃厚に感じられる・・・ような。