目次
1.パラグアイの概要
今日は2012年12月14日放送の地球絶景紀行で紹介されたパラグアイについて調べてみた。wikipedia:パラグアイ
日本よりやや面積の広い内陸国。人口は約700万人ほど。
パラグアイ川によって国土を東西に二分されている。
東部は国土の40%、人口は95%超近くを有する。
丘陵と平原が交錯し、森林と肥沃な大地からなっている。
西部は人口が少なく、疎林地帯やアルゼンチンとの国境付近の湿地帯からなる。
国土の20%を森林が占めている。
農業が主要産業であるが、天候や国際価格に左右されるため貧困層を生み出しやすい。
国民の4割が貧困層に該当しているとされる。貿易の大部分は隣国ブラジルとアルゼンチンとのもの。世界第三位の大豆輸出国である。
2.アスンシオン
首都のアスンシオンはパラグアイ川の東岸に位置し、港が設置されている。
1537年スペイン軍の南米探査の拠点として建設された町。
川岸近くにはパリのルーブル美術館を模して造られた大統領官邸が建っている。
光を多く取り入れられるようU字型に設計されている。
夜間はライトアップもされているとのこと。
1772年に建てられた独立の家博物館はコロニアル様式が特徴的な建物。
1811年この場所で独立が宣言された。現在は当時の政府高官の家屋が復元されている。
17世紀半ばに建てられた大聖堂は柱廊と鐘堂が特徴的。
イエズス会とフランシス会から贈られた聖マリアが祀られている。
3.パラグアイの観光地
アスンシオンから南にあるトリニダーはユネスコの文化遺産に登録された遺跡。
イエズス会と先住民族グアラニー族によって宣教を目的に作られた、共同生活の場であるミッション村の中でも特に保存状態の良い遺跡である。
5千人のグアラニー族が定住し、宗教以外にも文化・教育・農業・工芸品製造などを学ぶ場として自給自足の生活を行っていたようだ。
パラグアイとブラジル・アルゼンチンの国境を流れるパラナ川には堤頂の長さが7kmを超えるイタイプダムが建設された。
発電実績は世界一を誇り、ブラジルとパラグアイで電力をニ分する契約だが人口の少ないパラグアイの需要を上回るため、余剰分はブラジルへ売電している。
ダムの構造は中空重力式コンクリートダム・ロックフィルダム・アースダムなど複合的なコンバインダム。
巨大な発電所の内部や配管を見学できるツアーも組まれている。下流には世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝も。