登別マリンパークニクス ― お城の水族館 ―

目次

 

1.お城の水族館

今年のゴールデンウィークは宿泊込みの旅行に出かけず。

家族で遊びに行ったのは登別市の水族館、マリンパークニクス。

 

 

元々ここにあったのは井華塩業という会社の工場。

住友系列の企業で、1955年海岸近くの湿地帯に工場を建設し、海水から塩を加工していた。1960年過剰生産を防ぐための法律改正で工場は閉鎖。

跡地は広大な遊休地となっていた。

 

1970年代の国土地理院地図の航空写真。

 

赤い屋根の建物は工場跡。

鉄道の専用線が敷かれていた跡が残っている。

 

その後紆余曲折を経て第三セクターによるマリンパーク型水族館を建設。

https://www.city.noboribetsu.lg.jp/pr/kouhou_old/1978/19780801.pdf

https://www.city.noboribetsu.lg.jp/pr/kouhou_old/1985/19850701.pdf

 

1990年の開業当初こそ好調だったものの、バブル期の御多分に漏れず業績は悪化。

その後加森観光の経営となり、どうにか健全経営となっているようだ。

 

北欧デンマークのイーエスコウ城をモチーフにした建物が本館。

 

本物はこちら

 

 

入るとまずはお決まりの巨大水槽。

 

金魚の万華鏡ルーム。部屋全体の色が赤や青に変わって幻想的。

 

カクレクマノミのいる熱帯魚雨水槽はやはりカラフル。

 

口を大きく開けたウツボが岩の隙間から体を伸ばし始めた。

 

何だかよくわからない生き物に見えるが、これもれっきとした魚。

 

タッチプールにはカブトガニも。

 

 

曲面型のガラスで水槽がより広く見える。

 

さかなくんさんも訪問済み。

 

最後は巨大水槽の下を通るトンネルをくぐって出口へ向かう。

 

カメラの設定が難しい。

クラゲの部屋を見忘れた涙。

 

 

 

2.イルカショープール

次はイルカショープールへ。

ゴールデンウィークなのでいつもよりショーの回数は多めの様子。

小柄なカマイルカと大柄なバンドウイルカが交互にショーを行っている。

それぞれのイルカ達の特徴説明以外は概ね内容は一緒。

ちなみにショー以外の時間はプールをぐるぐる泳ぎ回っているイルカの様子も見える。

立ち泳ぎ状態で飼育係のおねーさんの合図を待つ。

 

ひっくり返って尾びれを披露。

 

天井から吊り下げられた目標物に向かって大ジャンプ!!

ちなみにバンドウイルカのショーの時は最前列に座るとかなりの確率で水しぶきを浴びます。

 

3.アシカとアザラシ

次はアシカプール

ステージの台に上って器用にボールを頭に載せる。

 

プールの中で変顔。

 

ワッカくぐりに成功した後の図。

 

アザラシは外の小さなプールで食事タイム。

水面から出た輪の中をぐるぐる回って遊んでいる。

 

泳ぐときは一直線に。速くて全身を捉えきれず。

 

4.銀河水槽とペンギンの行進

銀河水槽ではニシンのショー。

 

びっしりと固まったニシンの群れに餌を落とすと急激に向きが変わる。

癒し系の音楽と幻想的な照明で不思議な空間に。

 

近くで見るとこんな顔。

 

外ではペンギンたちが行進。

 

 

こんなに近くで見えます。

 

最後は陸族館へ

カメのしっぽ。

 

カラフルナヘビ。

 

抜け殻はなかなか珍しい。