百合が原公園 ― 満開のチューリップ ―

目次

 

1.百合が原公園

某月某日、天気の良い休日。

家族でピクニック。行き先は百合が原公園

 

 

9時頃に到着も、駐車場はだいぶ埋まっている。

まずは子供が遊具広場でひとしきり遊ぶのを眺める。

コンビネーション遊具の他にも遊具が充実しており、小さな子供でいっぱい。

しばらく遊んだ後は園内を散策。

公園内には小さな電車も通っている。

 

芝生広場で早めのお弁当。

その後で公園をもう少し散歩。

チューリップがちょうど満開の時期。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色とりどりのチューリップが咲き誇っていた。

線路のそばなので、電車からもよく見えるはずだ。

 

すぐそばに建っているサイロ。

かつて牧場だったこの地の名残。展望台として使われていたが、老朽化で今は立入禁止となっている。

 

桜もまだ咲いている。

 

タンポポの絨毯。

 

公園内には世界の庭園(日本、中国、ドイツ、アメリカ)や温室など有料ゾーンもあるが、子供が行きたがらなかったので今回はパス。

百合が原公園なのに世界の百合庭園に行き忘れた!

 

吹き出し口が横についている噴水。

 

帰る頃には2か所の駐車場も行列ができていた。

大人気の公園だ。

 

2.百合が原公園の概要

百合が原公園は1982年開園の総合公園。

1986年さっぽろ花と緑の博覧会会場となった。

 

公園に設置されたモニュメント。

 

今昔マップより近隣の地図。

 1916年の地図ではこの辺りは篠路烈々布(シノロレツレップ)という地名。

烈々布は現在の東区と北区にまたがる地域で、南東には札幌烈々布や丘珠烈々布という地域が記載されている。

語源はおそらくアイヌ語とされるが判然としていない。

1937年には字整理によって太平に改称。現在、烈々布という名は会館や神社名にわずかに残すのみとなっている。

公園前を通る道はこの時代からすでに整備されていたようだ。