苫小牧サイクリングは沼ノ端駅を鑑賞した後、苫小牧駅へ戻って完結。
ちょっと書き忘れていたのが昼飯のこと。
美術博物館から勇払方面へ向かってチャリを飛ばしていたところで空腹を感じる。
国道235号線は飲食店がいくつもあるが、せっかくなので札幌で見たことのあるチェーン店は避けることにしよう。
そんなことを考えながら自転車をこいでいた時に目に飛び込んできたのが、ラーメンかねこ屋。とりあえず名前を聞いたことはなかったのでここに決める。
結構な数を置くことのできる駐車場のすみに自転車を停めて、店に入る。
券売機で食券購入タイプ。店の中はわりと空間があって、広く感じる。
カウンターを案内されて着席。
ほどなくして料理が到着。
注文したのは四川風カレーラーメン。
天気が良くて気温もそれなりに高く、汗をかいていたので塩分補給。
早速一口スープをいただく。
四川風の辛みが最初に舌を刺激する。と思うと、カレーの風味が口に広がる。
複雑なスパイスの味はせず、わりとオーソドックスなカレーラーメンの味に近い。
飲み込んだ後、トウガラシの辛みが喉を刺激。
3段構え構造の味。一体化はしていないようで、それぞれの味が独立して感じられる。
カレーの辛さはさほどでもないが、四川風の方は舌への刺激が強い。
バターで若干まろやかにはなったが、スープを飲み干すのは無理だった。
麺や具は適度に辛さがなじんで美味しい。
スープカレー的にライスと食べるのもあっているかもしれない。
それにしてもスープが辛くてだんだん舌が痛くなってくる。
しかし舌が痛いのを我慢してしまうような中毒性をあわせ持つ美味しさ。
火を入れて、水を入れて、時折空気を口に入れて冷やす。
なんだか蒸気機関車の釜のようだ。
ごちそうさまでした。