世界ふれあい街歩き ― ロードス島 ―

目次

 

1.ロードス島の概要

今日は世界ふれあい街歩きで紹介されたギリシャのロードス島について調べてみた。

エーゲ海南部、アナトリア半島南沿岸部に位置する。

ギリシャ領で、国内で4番目に大きな面積の島である。

 

アフリカプレートとユーラシアプレートの衝突による地殻変動で隆起した細長い島。

中央部に山地や丘陵があり、周囲に海岸平野や港町が点在している。石灰岩の地形が多く、港に適した入江も多い。

古代から地中海交易の要衝で、商業・海運・造船で栄えた。

BC5世紀ころ中心都市ロードスが建設される。

計画都市・大港湾・海軍拠点を築き東地中海を代表する都市となった。

マケドニア王デメトリオス1世の包囲を破ったことを記念し、高さ30mの青銅で出来た太陽神ヘリオスの像を建設。

世界七不思議の一つ、ロードス島の巨像として知られたが約60年後に地震により倒壊。

指だけでも当時作られていた彫像よりも大きかったというが、再建されることはなかった。

 

中世になると、イスラム勢力が十字軍国家を滅ぼす。エルサレムの聖ヨハネ騎士団は支配の不安定だったロードス島を根拠地とし、要塞を築いた。

分厚い城壁、塔、砲台を築き艦隊保有・通貨発行など東地中海の要衝となった。

 

その後、オスマン帝国と対立。

スレイマン1世に敗れ、マルタ島へ移っていった。

 

 

オスマン支配下では交易の拠点である地方都市となる。

大西洋交易や大型蒸気船が盛んになると、徐々に存在感を失っていった。

20世紀初め、イタリアが占領。

騎士団時代の建築修復など観光都市化を進めた。

第二次大戦後、ギリシャに編入され現在に至る。

 

2.ロードス島の観光

中世の騎士団病院を利用したロードス考古学博物館。

 

彫像・墓碑など海洋都市ロードスの遺物を展示。

 

マンドラキ港

 

ここにロードス島の巨像があったとされる。

 

ヘレニズム~ローマ時代のカメイロス遺跡。

街路・住宅・貯水システムが残っている。

 

 

古代神殿に中世の要塞が築かれたリンドスのアクロポリス。

 

海と切り立った断崖の絶景も楽しめる場所だ。

 

ロードス島旧市街

 

騎士団の各国支部が並んでいた騎士の道。

宿舎の跡が残っている。

 

旧市街は巨大城壁に囲まれ、石畳や城門が残っている。

その主役が騎士団長の宮殿。

 

分厚い石壁、巨大なホール、要塞と宮殿を兼ねていた。

 

この他にも、オスマン時代のスレイマニエモスク・イタリア支配時代に建てられたエヴァンゲリスモス教会など各時代の建築が残り、各時代を連続して楽しむことが可能だ。