家族旅行・函館 ― 函館市役所 ―

函館最終日。

今日はほぼ札幌へ帰るだけだが、ちょっとだけ寄り道。

 

まずは函館市役所。

 

 

農林水産部を訪ねる。

目的はこちら。

土木遺産カード

函館港改良施設群の土木遺産カード。

 

土木遺産カード

現在の函館漁港に造られたコンクリートブロックの防波堤や乾ドック。

日本初の貿易港、その後は北洋漁業の基地として長く活躍し、現在ももちろん現役の設備である。

 

防波堤は正確に言うと石積みコンクリートブロック複合構造防波堤という仕様。

北海道では唯一の造りである。

旧幕軍が利用した弁天台場の石材が使われており、石積みの工法も弁天台場のものを取り入れているのもマニアをくすぐるポイント。

 

乾ドックは現在函館どつくという企業の設備の一部となっている。

 

これらの設計を手掛けた廣井勇は多くの土木工事に携わっている。

開拓期の北海道土木工事を牽引した一人であった。

家族旅行・函館 ― 五稜郭 ―

函館山の次は夕刻の五稜郭公園。

 

 

 

言わずと知れた函館のシンボル。

幕府軍の最期をみとった城である。

最も、大政奉還後に一旦は平和裡に幕府から明治政府へ権限移譲されていた。

 

しかし榎本武揚土方歳三の率いる旧幕軍が現在の森町に上陸。

その後、幾度かの戦闘の後に旧幕軍が五稜郭を最後の根拠地とすることとなった。

 

f:id:kamonji224:20190920231453j:plain

堀に写る五稜郭タワー

 

f:id:kamonji224:20190920232201j:plain

現在は堀に沿って五稜郭の周りを散策することができる。

 

f:id:kamonji224:20190920232352j:plain

五稜郭タワーのちょうど反対側。

この橋を渡って五稜郭の内部に進入。

入園できる時間は決まっているので、注意しよう。

 

f:id:kamonji224:20190920232655j:plain

内部には石垣や土塁が残っており、その間が散策路になっている。

 

f:id:kamonji224:20190920232756j:plain

復元された函館奉行所

当時と同じ工法、材料で復元されている。

建築基準法の関係で規模は縮小されたものの五稜郭内部のシンボルとなる建物。

 

 

 

f:id:kamonji224:20190920233001j:plain

角ばった石垣。

角の部分と平面部分で積み方が違っている。

最上段がせり出しているのは武者返しと呼ばれ、敵の進入を防ぐ機能を持つ。

 

f:id:kamonji224:20190920233622j:plain

半月堡。

英語ではラヴリン。

五か所に設置される予定だったのだが、残念なことに1か所だけに。

本来の設計通りに建築されていたら果たして歴史は変わっただろうか。

家族旅行・函館 ― 函館山 ―

四季の杜公園を出発し、向かったのは函館山

 

 

夜間は車両通行禁止だが、昼間は曲がりくねった細い道を通って展望台の裏手まで来るまで登ることができる。

道路にあまり余裕はないので大きい車の人は避けた方が良いかもしれない。

 

函館山

七重浜・フェリーターミナル方面を眺める。

天気が良くて遠くの山々も見えている。

 

函館山

函館山はかつて要塞でもあった。

日露戦争~太平洋戦争終戦までは立入禁止だったのは初耳。

いまもなお一部に遺構が残る。

 

函館山

 火山活動などによってできた山。

谷地頭付近は火口だったらしい。温泉はその名残のマグマによるもの。

 

 函館山

函館駅周辺は函館山と本土をつなぐ砂州にできた市街地。

この砂州のことをトンボロとも言う。

 

函館山といえば夜景だが、昼間の景色もなかなか。

というか、個人的には昼の方がテンション上がるかもしれない。

 

函館山

函館どっく方面。

全景を見ることができる場所はなかなかないと思う。

 

函館山

中央付近に摩周丸、その奥が函館駅付近。

真っすぐ奥へ行くと五稜郭タワー五稜郭の輪郭はちょっとわからない。

 

すっかり満喫。

土産も買って、次の目的地へ。

家族旅行・函館 ― 道南四季の杜公園 ―

ダムカードをもらった後、道南四季の杜公園でしばらく遊ぶ。

 

 

 

地図からもわかるようになかなか広い。

 

道南四季の杜公園

管理等の手前にはハーブガーデン。

道南四季の杜公園

管理等からは函館山も見える。

 

道南四季の杜公園

大きなコンビネーション遊具。

芝生の広場もかなり広い。

写真には写っていないが無料で変わった形の自転車に乗れるスペースもある。

 

道南四季の杜公園

ここは林を抜けた別のエリア。

すぐそばにはバーベキュー場もある。

 

かなり多くの家族連れが来ていたが、敷地が広いので窮屈な感じがない。

この辺りが札幌とは違う。

 

娘はかなり楽しそうでまだまだ遊べそうだったが、如何せんこの日は午前中から太陽がカンカン照り。

昼食は少し涼しそうな所へ向かうことにした。

家族旅行・函館 ― 新中野ダム ―

ダム公園を一巡りして先に進むと、さらにその奥には新中野ダムが見えてくる。

 

 

 

元々ここにあったのは1960年に完成した水道専用の中野ダム。

そこに治水機能を備え、嵩上げ工事を行い1984年に完成したのが新中野ダム。

新中野ダム

ダム公園の端から見るとこんな感じ。

どうやら放水しているようだ。

 

新中野ダム

ダムの右岸には発電用の水路も設けられている。

 

発電の目的はダムの管理用電力らしい。

 

新中野ダム

オリフィスゲートから絶賛放流中。

 

土日は事務所ではダムカードを配布しておらず、近くの四季の杜公園事務所に向かう。

 

 

ここで新中野ダムのダムカードを取得。

新中野ダム ダムカード

今回は行けなかったが、ダム湖の全貌もわかるアングル。

 

新中野ダム ダムカード

嵩上げしたことで堤高は21.9m上昇。

また、写真ではわかりにくいが天端が折れ曲がっているのも特徴的。

 

さらに、ここではもう一枚ダムカードを配布中。

矢別ダム ダムカード

同じく函館市内にある矢別ダムのダムカード

 

矢別ダム ダムカード

堤高、堤長ともに新中野ダムの半分に満たない大きさ。

しかし貯水容量は新中野ダムを上回る。

地形の妙。