東北旅行 ― 盛岡の名所 ―

材木町を離れ、数分ほど歩くと石川啄木新婚の家という建物に到着。

 

 

 

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石川啄木が新婚時代を過ごした家

無料で中に入れる。

撮影もOK

 

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新婚の二人。もっとも啄木の両親と同居だったようだ。

 

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建物内を見学し、先へ進む。

 

次にやってきたのは県庁近く。

意外な天然記念物があるという。

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写真ではわかりにくいが、石を割ってでてきた桜の木

通称石割桜である。

 

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正確にはもともとあった石の割れ目に桜が育ち、徐々に割れ目を押し広げて行ったらしい。植物の力を思い知らされた。

 

 

 

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近隣には初の平民宰相と呼ばれた原敬像もあった。

 

東北旅行 ― 材木町のKJロード ―

八戸から新幹線に乗って小一時間で盛岡駅に到着。

新幹線の他に東北本線、IGR岩手銀河鉄道秋田新幹線に山田線など鉄道のターミナルとなっておりなかなか大きい駅である。

近くの宿に荷物を置いてさっそく市内を散歩。

 

最初に向かったのは材木町というエリア。

途中で北上川を渡る。

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橋から真正面に岩手山を望む。

宮沢賢治も良く登ったという。通称岩手富士。

 

橋を渡ると材木町エリアだ。

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材木町の由来

北上川は物流の大動脈でもあったようだ。

 

ここの商店街には賢治(以下KJと記す)の生前に唯一出版された童話集「注文の多い料理店」の発行を行った光源社がある。

今は岩手県の民芸品を取り扱っているらしい。

 

 

 店の向かいにはKJの像が。

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傍らの帽子のつばには列車が(銀河鉄道だよね?)

 

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背中には愛用のチェロ

 

この商店街にはKJに関するモニュメントがいくつもあってしばらく見て歩いた。

 

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石座・・・?

 

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石っこ賢さんとあだ名がつくほど石好きだったKJ

近隣で産出する石が並んでいた。

 

 

 

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時計にぽつねんととまっている梟。

 

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音楽も好きだったのだ。多趣味である。

 

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セロ弾きのゴーシュのセロってチェロのことだと知ったのは20歳を過ぎてからだったな。

 

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~座というのは星座を模しているのだろう。

 

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言われてみると、KJの童話は日本の仏教説話のようなものもあれば洋風な世界観の物語もあった。実家が裕福でいろんな本を読み漁っていたのだろう。世が世なら事あるごとに海外旅行に行っていたのではないだろうか。

 

生前作品が日の目を見なかったことから、売れない童話や詩ばかり書いていたイメージがあったが、実際は農業学校の教師として一生懸命働き、一方でこれだけ多趣味であった。よく童話や詩を書く暇があったと思う。KJの友人や弟の話によるとなかなかユーモアのある人でもあったらしい。

 

ちょっと見る目が変わった。

 

東北旅行 ― 八戸へ ―

2018年のゴールデンウィーク

御多分に洩れず我が家も旅行へ出かけることにした。

 

札幌駅を9時ごろに発車する高速バスに乗る。

2時間ほどで苫小牧西フェリーターミナルへ到着。

 

就航したばかりのシルバーティアラで八戸へ向かう。

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きれいな船であった。

平日ということもあって船内は空いていた。

7時間ほどで到着するため、あまり堪能せずに眠らざるを得ない。

 

数時間眠って目が覚める。

窓から波しぶきを眺める。

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下北半島が見えていた。

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やがて八戸の町が見えてきた。

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ほどなくして到着。

フェリーターミナルからタクシーに乗って朝食を食べに行く。

 

 

海鮮丼の超人気店

予想通り、少し並ぶもそれに納得の味である。

どれもおいしかったが、ヒラメの漬が一番人気か。

朝から贅沢した後、陸奥湊駅からJRに乗って移動する。

 

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 ローカル線に揺られて八戸駅へ。

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海岸線を走る路線にふさわしく、車体には青いライン。

写真には写っていないが、鴎のマークも描かれていた。

 

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向かいのホームには青い森鉄道の車両が。

イメージキャラクターのモーリーがラッピングされていたが、暗くて全然映らなかった。無念。

 

八戸駅は新幹線の発着駅でもあるので結構大きい。

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えんぶりとは八戸のお祭りだそうだ。

子供が写真を撮られるだけでは飽き足らず、自分もカメラを操作したがるようになってきた。

 

ここから新幹線に乗って盛岡へ向かうのだが、結構時間があるので隣の建物へ行ってみた。

 

お土産屋さんや宿泊施設、会議室などの集合施設。

 

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祭りで使われる山車が修理中だった。

西遊記なんですね。

 

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八戸の企業についての展示。

造船もしているんだね。

漁業の町だと思っていたが、港湾はかなり大規模のようだった。

 

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時間を潰していたら、子どもがトイレに行きたいと言う。

急に成功率が高くなり、おむつの消費が減ってきた。

 

時間が来たので新幹線に。

北海道ではなく、東北で北海道新幹線の例の車両に初乗車することとなった。

土木遺産カード ― 大通でもらえる ―

土木遺産カードシリーズ第2弾

今回は大通情報ステーションへ赴いてカードをゲットした。

 

 

地下歩行空間にある観光案内所

ここは土日でもカードを配布しているようです。

 

道庁正門前の木塊舗装と銀杏並木

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木塊舗装は下層部のため、見ることは難しいようだ。

 

創成橋

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一度解体されてはいるものの、復元されたそう。

手間をかけるほどの価値があるということか。

 

そして限定カード

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北海道支部創立80周年記念カード。

あのころの創成橋付近。

 

ダムカードやマンホールカードに比べると平日しか配布していない場所が多く、ハードルが高くなってくるが、地道にコツコツ集めまっしょ。

雄武町 ― 日の出と毛ガニ ―

今日は雄武町(おうむちょう)について調べてみた。

wikipedia:雄武町

 

人口4500人。オホーツク海に面し、海岸段丘が連続する。

 

オホーツク海に沿って国道238号が町内を走る。

道の駅も国道沿い、国鉄の旧雄武駅のあった位置に設置された。

周辺は役場や銀行など町の中心部となっており、町内を一望できる展望台もある。

 

かつては国鉄興浜南線が通っていたが枝幸町まで通っていた興浜北線と接続することはかなわず。1985年に廃線となった。

沢木駅跡は小さな公園となっている。

 

観光スポットはあまり多くないが、その中で最も有名なのは日の出岬だろう。

岬から眺めるオホーツク海、特に日の出や流氷の情景は一見の価値ありだ。

キャンプ場や温泉もあり、家族でレジャーも楽しめるようになっている。

 

もう一か所、内陸の風の丘公園もアスレチックやバーベキュー設備があり、四季の草花も楽しめる場所になっている。

 

産業としては漁業、酪農、畜産、林業が盛んである。

その中でも特にシャケや毛ガニは質量ともに国内トップクラスの名産品であると言えるだろう。

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