今日は2012年3月2日放送の地球絶景紀行で紹介されたロシアのムルマンスクについて調べてみた。
北極圏に位置するムルマンスク州の州都。
ムルマンスク州はサンクトペテルブルクとムルマンスクをつなぐ鉄道の沿線に人口が集中している。
北極圏最大の都市でもあるムルマンスクは20世紀前半に鉄道開通・世界最北の不凍港建築によってはじめて都市となる。
第二次大戦で壊滅状態となったが、戦後海軍の重要な基地として再び発展し現在に至る。
戦争で命を落とした人々の慰霊のため、ロシア第二位、高さ40mを超す慰霊碑が建築された。
観光地としては海洋水族館、カラス岩と呼ばれるストーンヘンジのような巨石群、演劇場、世界初の原子力砕氷船レーニンなどソ連時代も含む文化や科学に触れることができる場所が多い。
オーロラ鑑賞や犬ぞり体験なんかも人気である。
真っすぐ南へ進み、モスクワとのちょうど中間地点辺りには欧州第二位の大きさを誇るオネガ湖。
近隣にはカレリア人という少数民族も暮らしている。
湖に浮かぶキジ島はロシア正教の木造建築の教会群で知られる。