石狩川流域ドライブ ― 高富ダム ―

目次

 

1.高富ダム

古潭の集落を見て周った跡、海岸部から離れて内陸方面に進む。

農地やゴルフ場の続くエリアの中にダムが二つ並んでいる。

そのうちの一つ、高富ダムへ行ってみた。

 

道道527号線がダム下流の河川を横切り、橋から見下ろすことができるダム。

 

橋から堤体を見下ろす。綺麗に芝の貼られたアースダム。

堤高はあまりなく、犬走はなさそう。

白い柵で区切られた部分は、他のホームページによるとドレンパイプによる漏水の集水池らしい。

 

下流側。河川は幅が狭く農地になっている。稲刈り後の水田のようだがどうだろう。

 

天端は立入禁止。門の外から撮影。まだ水抜きはされていないようだ。

奥に管理棟とインクラインらしき傾斜が見える。

 

奥の方・右岸側に洪水吐と導流部がある。

ちょうど隠れてしまっているが、堤体下部の白い枠のすぐそばには揚水機場がある。

ここで汲み上げられた水が石狩市の農地へ供給されているのだ。

 

ダム(貯水池)が造られたのは1930年。明治中頃に水稲栽培が始まった高岡地区は知津狩川の流域から個人が水利権を申請していた。

給水量の減少や水利権の整備のため、高富ダムと五の沢ダムがつくられた。

水害対策として高富ダムは防災・水量調節機能を追加。

2005年に竣工した。

 

2.五の沢ダム

ちなみに、五の沢ダムはすぐそばにあるのだが、見えるかどうかわからずスルー。

 

1車線の道を行くのが嫌であっさりあきらめたが、堤体はもしかしたら見えたかもしれない。

ここは防災機能なし。ちなみにこの道をさらに進むと、かつて石油を採掘していた石狩油田跡にたどり着く。