北方領土に近い町

4年前の写真整理シリーズ。

 

今日は別海町

 

まず向かったのは野付半島

 

 

 

初めてこの地形を見る人は驚くに違いない。

 

かなりすごい形をしている。

 

どうしてこんな形になったのか?

 

地図に出ているネイチャーセンターへ行けば、このあたりの歴史や自然について学ぶことができるし、馬車に乗って先へ進むこともできる。

 

この半島はナラワラ・トドワラでも有名だが、年々腐食が進んでおり、見ることができなくなる日も近いようだ。見たい人はぜひ。

途中の展望スペースから

 

湾の中にある湾の向こうにナラワラの林がある。

 

ミズナラの森が地盤沈下により海水に侵食され、立ち枯れた樹々が白く風化してしまった。木のミイラみたいなものか。



先に進んでいくとネイチャーセンター

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こんな石碑もある。

 

さらに進むと今度はトドワラ

 

 

とにかくここの景色は日本とは思えないので、気になった人は画像を検索してほしい。

海辺には浮島のような中州のような。
小さな白い物体が密集している。

 

鳥たちでした。巣でもあるのかな。

 

 

さて、地図を広げてみるとわかるがここは国後島の南端から目と鼻の先である。

 

天気が良ければくっきりと見えるようだ。

 

野付半島から少し離れたところにはこんなものもあった。

 

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北方領土に向かって叫ぶ親子の像。

 

望郷の思いを表している。

 

 

 

ここはパーキングになっており、一休みしながら北方領土に思いをはせてみるのも良いだろう。

 

せめて墓参りなど故郷を気軽に訪れることができる状態にはなってほしいと願う。