人口は約8千人。
毛ガニの漁獲高全国一を誇る。
当然カントリーサインも毛ガニ。
写真の右側が旧カントリーサイン。
カニと北緯45度、そして鴎が描かれていた。
左は現行のカントリーサイン。
2006年歌登町と合併し、デザインに牛が加わった。
沿岸部ではカニやサケ、ホタテなどの漁業。内陸部は酪農が盛んである。
国道238号が町を南北に縦断している。
道の駅マリーンアイランド岡島は国道沿いの町の南部に位置している。
船の形をしており、売店と飲食店がメインの施設である。
かつては鉄道も通っていたがすでに廃線となっている。
興部町から雄武町までを結ぶ興浜南線と接続し、天北線や名寄本線とも結ばれる予定であったが、今ではすべて廃線となってしまった。
北見枝幸駅跡はバスターミナル、公園となっており記念碑も建立された。
また、美深町と枝幸町を結ぶ美幸線も計画されたが、こちらも一部が開通した段階で廃線となる。
美幸線の建設に伴って、旧歌登町内を中心に運営されていた中頓別町と枝幸町をつなぐ歌登町営軌道もルートが重複するということで1971年廃止となった。
当時使われていた機関車が歌登健康回復村という温泉等の複合施設に保存されている。
旧枝幸町にもホテルニュー幸林という温泉があり、こちらは内湯のみながらオホーツク海を眺めながらの入浴が可能だ。
他には町を一望できる三笠山展望閣、入場無料ながら展示の評価が高いオホーツクミュージアムえさし、ブロック状の岩が並ぶウスタイベ千畳岩、網走から稚内までの300km以上に及ぶ国道238号で唯一のトンネルがある北見神威岬などが観光地として有名だろう。
なお、枝幸町には北海道最初の公立図書館もある。
歌登地区には町役場支所と中学校・小学校が1校ずつ。
他にいくつかの行政機関が主に町の中心部に位置する。
高校1校、中学校3校、小学校9校。
枝幸港は地方港湾に指定されている。
その他2種漁港が分区をあわせて7か所。