羊蹄山見ながらドライブ ― 国道393号小樽市 ―

ホピの丘から山の中を北へ進むとまもなく小樽市に入る。

 

やがて道はつづら折りの峠道に差し掛かるが、そのてっぺんのカーブに展望所があるのでここで一休み。

 

 

 

毛無山展望所。

アイヌ語で山林という意味のケナシがその名の由来と考えられている。

決してはげ山ではない。

 

小樽市街地を見渡せる景勝地として昔から人気である。

毛無峠

草木が茂っているのが残念だが、小樽港に赤岩方面も見える。

湿度の低い日はもっとくっきりと見えるだろう。

 

毛無峠

朝里方面。石狩港がうっすらと見える。

 

毛無峠

南側は山裾が広がる。

 

毛無峠

展望の位置図。

 

標石をこれだけ目立たせているのは珍しい気がする。

 

線の延長上にある都市名を記載。

どうやって選んだのかは不明。

 

 

さて、この毛無峠もともとは1951年に開削された砂利道だったが1982年に国道に昇格。

2008年には倶知安まで開通し、ニセコ方面へのルートにも使われている。

この道が開かれるまでは小樽峠という道が赤井川村へのメインルートであった。

 

 

この付近には松倉鉱山というバリウムの鉱山もあった。

今ではほぼ廃道。

 

赤井川側の道は落合ダムや常盤ダムへの道に転用されているらしい。

今回行ってみようと思ったが新幹線の工事車両以外は入れず。