天人峡 ― 柱状節理と哀愁の温泉街 ―

忠別湖から上流方面には旭岳へ向かう道道1160号線と天人峡温泉へ向かう道道213号線がある。

 

 

今回は道道213号線を進んでみることにした。

 

f:id:kamonji224:20190812213457j:plain

忠別川に沿って進む人気の無いなだらかな山道。

あちこちに柱状節理が見える。

 

f:id:kamonji224:20190812213631j:plain

小さな滝。

 

f:id:kamonji224:20190812213735j:plain

かなり木が茂っているが、いつかは緑で埋め尽くされるのだろうか。

 

f:id:kamonji224:20190812213936j:plain

この辺りは露頭部分が広く、柱上になっているのがよくわかる。

 

f:id:kamonji224:20190812214259j:plain

ここは七福岩という名がついていた。

 

f:id:kamonji224:20190812214339j:plain

周辺図

 

 

f:id:kamonji224:20190812214535j:plain

以前は4軒あった温泉施設も数年前の大雨による災害の影響もあって、2軒が廃業。

建物は解体もされずそのまま。

営業中の温泉もなかなか外観の改装までには手を付けられず、廃墟の雰囲気をぬぐいきれない。

 

温泉街から1時間ほど遊歩道を歩いた先にある羽衣の滝は北海道最大の滝とも言われる。町も数億円かけて土砂崩れのあった遊歩道を整備しただけに、なんとか温泉街も活気を取り戻したいところだろう。