東北旅行 ― 花巻のマンホール ―

御所ダムを見た後は花巻市に向かう。

 

まずは市役所へ行ってマンホールカードをゲット。

 

 

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鮮やかさにはやや欠ける色合い。

 

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絵柄は鹿踊りという民俗芸能と菊の花。

宮沢賢治押しで来るかと思ったが、予想と違って歴史ある名物をデザインしていた。

 

続いて実物を見に行く。

市役所からは徒歩数分だ。

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道路を挟んですぐ向かいにはKJの愛した蕎麦屋・やぶや(通称ブッシュ)本店が軒を構えている。

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残念ながら今回は立ち寄る機会はなかったが、いつか機会があれば訪れてみよう。

 

 

これにて今日の予定は終了

興のお宿は花巻台温泉

 

レトロな温泉旅館が並ぶ、ザ・鄙びた温泉街である。

 

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部屋に備え付けのダイヤル電話。

もしかしたら現役のものにはもう二度とお目にかかることはないかもしれない。

 

気持ち良く温泉に浸かって、料理をたらふく味わって早々と就眠。

東北旅行 ― 御所ダム ―

小岩井農場を出発し、すぐそばの御所ダムへ向かう。

 

 

北上川5大ダムのうち最後に完成したダムである。

 

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ダム湖を眺める

天気が良くて湖面も綺麗だ。

 

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竣工記念碑

 

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堤体の上は道路になっているが関係者以外の車両は立入禁止である。

黒ずんだロックフィル部分が見える。

 

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風が強くてさざ波が立っていた。

 

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放水中!

こちら側はコンクリート式である。

 

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全貌はこんな感じ

 

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下流側には桜が並ぶ

しかし、立入禁止のようだ。

花見にはいい場所に見えるが。

 

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ダムカードをゲット

初のコンバイン(複合型)ダムである。

 

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盛岡市街や小岩井農場からほど近く、繋温泉やふれあい工房、スキー場ほかレジャー施設などが周囲に点在する。

立地・環境面から見ても訪問者数が多いのも納得のダムである。

東北旅行 ― 小岩井農場 ―

盛岡で一泊して二日目の朝。

レンタカーを借りて小岩井農場へ向かう。

 

 

車で一時間もかからない程度で到着。

最初に向かったのは一本ザクラと呼ばれる名所

駐車場からは少し離れたところにある。

 

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孤高に咲く桜

時期もちょうど良かったようだ。

元々は放牧中の牛たちに日陰を作るために植えられたらしい。

 

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周囲には観光バスもいたりして大盛況

堪能した後、通常の駐車場に戻ってまきば園に入場する。

 

まずはこの展示から

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D51さん

 

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かつては後ろの寝台車を使ってSLホテルとしても働いたらしい。

 

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現在はあまり人気のない場所でひっそりと余生を送っている。

 

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北海道でも働いていたんだね。

流れ流れてこんなところで偶然の出会い。

 

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園内でも桜が見ごろ

 

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小さい子でもポニーで乗馬が楽しめる。

 

有料のアスレチックや遊具もあれば、小さな子供用の公園もあって天気さえよければ最高だね。

 

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馬車もあり

 

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羊と牧羊犬のショーも一日数回行われる。

これはかなり面白かった。

 

重要文化財の建物も多数あったり、一般公開されていない場所を見学できるツアーもあるのだが今回は時間がないのでここで終了。

 

次の目的地へ向かう。

東北旅行 ― 盛岡城 ―

盛岡市内散策で最後に訪れたのは盛岡城址公園

 

 

城の北側にある桜山神社からスタート

まず目に付くのは巨大な岩

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謂れは以下の通り

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盛岡城は1598年に南部信直が築城開始、1615年にほぼ完成したと言われる。

この時までこの地は不来方という名であったが、盛岡に改名された。

 

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東北地方の城は土塁が多いと言われるが、盛岡城は白っぽい花崗岩による総石垣造り。

積み方も場所によって様々で石垣マニアにはたまらない城である。

残念ながら私はその域には達しておらず、石垣の写真もこれだけである。

もう少し撮っておけばよかった。

 

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本丸部にあった巨大な台座

 

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日露戦争で戦死した南部家当主の騎馬像があったのだが・・・

太平洋戦争中に物資として使われてしまったらしい。

なんともはや

 

 

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 桜の時期には数日遅かった。

 

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 本丸付近から岩手富士を望む。

かつてはさぞ見晴らしがよかったに違いない。

このビルの解体後、次の建物ができたらどうなるのだろうか。

東北旅行 ― 岩手銀行 ―

次に向かったのは旧岩手銀行本館。

 

 

1911年竣工。当時は盛岡銀行の本店であったが、1933年に営業免許取り消しとなる。

1936年に現在の岩手銀行にあたる岩手殖産銀行が建物を買い受けた。

 

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日本銀行本店などもたがけた辰野金吾が設計した建物である。

赤レンガに花崗岩の白い帯がアクセントになっている。

 

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1階ホール部分

灯りの色合いがレンガの建物に似合う。

 

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設計図

古文書のようだ。

 

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大金庫の内部

 

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各部屋には重厚な暖炉

 

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窓や扉の装飾だけ見ると銀行には思えない、何か曰くのある洋館のようだ。

当時としては当たり前の様式だったのだろうか。

 

訪れてみると素敵な外観だけではなく、内部の展示も面白かった。