毎週火曜日にNHKBSプレミアムで放送中の旅番組、世界ふれあい街歩き。
2005年4月12日放送はポルトガルの首都、リスボンだった。
スペインからポルトガルへ流れるイベリア半島最長の河川、テージョ川の河口北西部に位置する人口50万人ほどの都市である。
リスボンを中心とする都市圏としてみると人口300万人ほどとなり、ポルトガルの人口の1/3に迫る。
政治経済共にポルトガルの中心都市だ。
リスボンの歴史は古く紀元前1200年くらいからフェニキア人という民族の交易の拠点の一つとして発展したらしい。
我が北海道でいうと小樽や函館のような海に面した坂の多い町で、古い街並みも名物の一つらしい。
もちろん小樽や函館の街とは古さは比べ物にならないのは言うまでもないことだが。
そんな丘の街、リスボンの名物の一つがトラムと呼ばれる路面電車。
幅の細い道を人や建物とすれすれに通り過ぎていき、やや危なっかしく見えるがリスボンにはなくてはならない乗り物である。
続いてリスボン一の名所と言えば、
サンジョルジェ城
リスボンを一望できる小高い場所にある。
古代よりこの城の支配者は激しく移り変わってきたが、1500年頃までは王宮として使われ、その後は用途の変更や破損がありつつも、現在ではリスボンのシンボルとなっている。
発見のモニュメント
ポルトガルの栄光の時代、ヨーロッパ各国を巻き込んだ大航海時代の幕をあけたエンリケ航海王子を先頭に、インド航路を開いたヴァスコ・ダ・ガマ、世界一周を果たしたマゼランなど大航海時代の英雄たちの像が並ぶ記念碑。
日本ではなじみの深いザビエルさんも加わっている。
ジェロニモス修道院
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓やエンリケ王子の功績を称え建築されたモニュメントである。
番外編
ロカ岬
ここに地終り海始まる。