人口90万人。城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と西側の新市街からなる。
町の歴史は9世紀にまでさかのぼり、イスラム王朝の主要都市の一つとして栄えた。
現在でもモロッコ第四の都市である。
旧市街地の中心はジャマ・エル・フナ広場。
11世紀からマラケシュの中心としてスークと呼ばれる市場など人々が賑わう場所であった。
広場から見える巨大なモスクは12世紀に建設されたクトゥービヤモスク。
ムワッヒド朝時代、マラケシュは首都であったためシンボルとなるような巨大な建造物が建てられたのだ。
その他にもイブ・サンローランが愛したと言われるマジョレル庭園やかつて神学校だったマドルサ・ブン・ユースフなどイスラム文化に浸れる建築物が多い。
ちょっと変わったところではハンマムと呼ばれる蒸し風呂の共同浴場なんかもイスラム文化を感じることができるかもしれない。