今日は2011年9月9日放送の地球絶景紀行で紹介されたインドのゴアについて調べてみた。
インド西部、マンドウィー川の河口に位置する天然の良港である。
大航海時代にはポルトガルの東方の拠点として欧州の都市に引けを取らない活気ある町であった。ポルトガルの衰退後はオランダやイギリスの圧力がかかるもポルトガル領を維持する。
しかし、インドのイギリスからの独立後ついに公式にインドに返還されることとなった。
現在はインド有数のリゾート地、また哲也ボーキサイトを産出する鉱業都市としてインドで最も富裕な地域とされている。
インドには珍しくカトリックの教会が多い。
もちろんこの地を長く統治したポルトガルの名残である。
日本にもやって来たザビエルの遺体を安置しているボム・ジェズ教会。
アッシジの聖フランシス教会やセ・カテドラルも外せない。
パナジ教会や聖アレックス教会など白い外壁の教会が多いのも特徴だ。
一方インドということでもちろんヒンドゥー教の寺院も欠かせない。
とくに有名なのは高台からの眺めも素晴らしいシャンタドゥルガ寺院。
長くポルトガルの拠点だったことから要塞の遺構も残っている。
ポルトガル陣がやってくる前から使われていたといわれるチャポラ・フォートに元刑務所でもあり灯台や秘密通路など当時の名残が目白押しのフォートアグアダ。
リゾート地らしくカジノやビーチも揃っているが、自然を楽しむなら長さ310mにもなるドゥードサーガル滝がおすすめか。5時間のトレッキングコースがあったり、運動を避けるなら近くを通る電車に乗って滝を眺めることも可能だ。