今日は2007年11月6日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたマレーシアのペナン島について調べてみた。
マレーシア西方、マラッカ海峡に浮かぶ島。
マレー半島とは2本の橋で繋がっている。
マレー系、中国系、そして比較すると数は少ないがインド系の人々が住む他民族都市。
古来よりインド洋の真珠と呼ばれるリゾート地であった。
中心地はジョージタウン。
コロニアル様式の建物が並ぶ街並みが人気。
中でも有名なのがイースタン&オリエンタルホテル。
植民地時代の名残が垣間見える現役のVIP御用達ホテルだ。
他には市庁舎やタウンホールも著名な建物である。
他に英国統治時代の遺産としてはコーンウォリス要塞も人気。
東インド会社が残した砦で、今なお大砲がマラッカ海峡に向けて砲身を伸ばしている。
セントジョージ教会は東南アジア最古の英国国教教会であり、かつその美しさも観光客を集める。
他民族都市らしくキリスト教以外の宗教的建造物も名高い。
特にカピタンクリンモスクはマレーシアで最も美しいムガール様式のイスラム教モスクと言われる。
一方中国仏教の寺院、クーコンシーは釘を一本も使わずに建てられ、屋根の装飾や外壁の彫刻などが大変人気。
他民族都市らしく、観光スポットも様々な文化に由来を持つ。
治安も良く、地図を片手に街歩きを楽しめる美しい町である。