今日は2011年12月16日放送の地球絶景紀行で紹介されたモンゴルのフブスグル湖について調べてみた。
まずはモンゴル西部の町ウルギーに向かう。
ウイグル自治区、ロシアとの国境に近く、カザフスタンまでも僅かな距離である。
アルタイ山脈の麓に位置し、人口の9割をカザフ人が占める。
カザフ人はモンゴル人と同じく遊牧の民であり、イスラム教徒が多い。
近くの村で子供たちが騎手となる競馬を楽しむ。
子供といっても10km以上も馬を駆る激しいレース。
大草原を疾走するいくつもの影がこの上なく格好良い。
続いて、モンゴル最北部に近いフブスグル湖。
国内最大の貯水量を誇る。
山脈に囲まれた青い水。
200~500万年前に造られたとされる古代湖である。
水質が良く、そのままでも飲用できるモンゴルの貴重な水源だ。
周辺ではヤクが放牧されている。
周囲は中央アジアのステップ地帯とシベリアのタイガ地帯の緩衝地とされる。
豊かな生態系を持つが、湖は貧栄養で水生生物の種類は少ない。