かつて野幌駅から栗山駅を通って夕張市の鹿ノ谷駅につながっていた夕張鉄道の晩翠駅（ばんすいえき）跡を調査。
鉄道はなくなったが、その後にきらら街道という道路が整備されている。
晩翠駅は南幌町の市街地よりも江別寄り、現在は工業団地となっている一帯にあった。
1930年に開業。
1974年に旅客営業廃止、翌年に廃線に伴って廃駅となった。
国土地理院地図の1970年代後半航空写真。
まだ駅が残っているようだ。
駅跡は原っぱ？になっている。
駅跡を示す標柱と説明版が建てられていた。
貨物量のピークは1967年。
炭鉱の閉山などにより急速に業績は悪化し、1971年にまず栗山駅～鹿ノ谷間が旅客営業廃止となっている。
現在は夕鉄バスとして札幌、江別、南空知地区で路線バスを運行している。
道路から少し低い位置にあるため、車からは気づきにくい。
訪れる人がどれくらいいるか不明だが、綺麗な状態を維持しているのは南幌町の誠意だろう。
