世界ふれあい街歩き ― ソウル ―

今日は2007年1月16日放送の世界ふれあい街歩きで紹介された韓国の首都・ソウルについて調べてみた。

wikipedia:ソウル

 

1394年から約500年間、李氏朝鮮の都であった。

その後も韓国の首都ととなり、現在はアジア有数の大都市である。

 

ソウルは500m前後の山や丘陵に囲まれた盆地である。

町の中心を韓国第二位の長さ、流域面積は第一位の漢江が流れている。

 

景福宮や昌徳宮など李氏朝鮮時代の王宮建築が残り、市内のランドマークとなっている。

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また、皇室の祭祀場である宗廟は世界遺産にもなっている。

 

南山公園やソウルタワーなど主要な観光地は漢江の北側に位置している。古くから発展した北部に比べ、南部は新興住宅街として、あるいはオリンピック競技場などの建設により近年になってから人口が増加した。

 

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繁華街としては明洞、南大門市場、東大門市場などが有名。

 

また経済の中心地でもあり、サムスン、LG、ヒュンダイなど韓国を代表する大企業が集まり、韓国の全人口の25%がソウルに集中している。

 

 

知内町 ― 青函トンネルを抜けるとそこはサブちゃんだった ―

今日は知内町について調べてみた。

wikipedia:知内町

 

 

人口は約4500人。

町の西部・南部は山岳地帯。町の中心を知内川が流れ、下流に市街地が広がっている。

北部の海岸沿い及び中心部からは内陸の福島峠へ向かう国道228号が通っている。

 

かつてはJR知内駅が存在したが、新幹線開通後は湯の里信号場と名前が変わり旅客駅ではなくなった。

駅舎には道の駅しりうちを兼ねており、旅客駅廃止後も道の駅は営業を続けている。

駅のやや南側には青函トンネルの北海道側入り口があり、近くには新幹線撮影台も設けられている。

 

カントリーサインにも青函トンネルから出てくる列車が描かれていた。

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列車と知内川をのぼるシャケが描かれていたのだが、2017年に新幹線や特産のカキ(貝)やニラが描かれたカントリーサインに変わったそうだ。

 

かつては国鉄松前線が通り、4つの駅が町内に存在したが1988年松前線の廃線と共に全て廃駅となった。

現在の湯の里信号場は1990年に海峡線の駅として設けられたもので松前線の駅とは全く別物である。

 

町南部の矢越岬は道南屈指の秘境として知られ、道南の知床との異名も。

最近はクルーズ船による観光も盛んだそうだ。

 

矢越岬へ向かう途中にある知内発電所は日本で初めてオリマルジョンという新燃料を使用する火力発電所である。

オイル中に水分を分散させ、燃料の使用量を抑えることで環境負荷を削減する効果があり注目されている燃料である。

 

また、知内町は日本最古の墓が出土した地である。

旧石器時代の本の考えられ、重要文化財に指定された。

 

北海道最古の温泉も知内町知内温泉と言われている。

 

海と山に囲まれ、歴史の古い知内町

静かな町で素通りしてしまいがちだが、調べてみるとなかなか奥深い町であった。

北島三郎の出身地でもあるのだ。

 

 

 

空から日本を見てみよう ― 草津温泉 ―

今日は2013年12月3日放送の空から日本を見てみようで紹介された草津温泉について調べてみた。

 

草津温泉群馬県草津町に位置する。

wikipedia:草津町

 

人口は約6千人。

標高は1000mを越え、冬の寒さはかなり厳しい地域である。

 

キング・オブ・スキー」の異名をとった荻原健二の出身地である。

 

 

草津温泉は酸性泉で湯治客も多い。

草津白根山の地下水と火山ガスがまじって源泉を生じていると考えられている。

日本武尊ヤマトタケルノミコト)、行基源頼朝が開湯したとの伝承があるが、正式な記録は残っていない。

 

戦国時代にはすでに知名度が高く、江戸時代には温泉番付で何度も最高位になった。

明治時代にはドイツ人の医師ベルツによって病気療養所としての地位が確立され、ハンセン病患者などの湯治客が主となった。

 

その後、ハンセン病の治療が進むと同時に観光地として変遷を遂げることとなった。

 

温泉街の中心には湯畑と呼ばれる源泉がある。

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草津温泉の中核をなす源泉で、周りは遊歩道になってお、足湯施設もある。

機の桶は湯の華を撮るために設置されている。

 

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夜はライトアップされ、また違った雰囲気に。

 

目の前に建つ熱乃湯では湯もみショーや湯もみ体験も行われており、まさに草津温泉の中心地である。

 

ここからお土産屋の並ぶ西の河原通りを通って西の河原公園へ行くと、こちらも源泉が至るところで噴出している。

 

温泉街には三大温泉薬師と言われる光泉寺に、熱帯園やベルツ記念館などもあって散策を楽しめる。

 

南東には秘境、嫗仙の滝。

北西の白根山山頂近くには火口湖の弓池や湯釜と自然美を楽しむこともできる。

2018年1月に白根山は噴火したため、しばらくは山頂付近には近づけないようだが、草津温泉には影響は少ないようだ。

 

豊かな温泉に恵まれているということは、やはり火山の活動も活発なことが多いのだろうか。温泉地の宿命かもしれない。

 

 

地球絶景紀行 ― ヒマラヤの麓へ ―

今日は2011年5月20日放送の地球絶景紀行で紹介されたネパールのポカラとフェワ湖について調べてみた。

 

 

ポカラはネパールの中部、国内2位の人口の町である。

ポカラ渓谷にあり、周りを高地に囲まれている。

市内からはヒマラヤの8000m級の山々を一望できる。

 

風光明媚な観光地として人気が高い。ヒマラヤの景色を楽しんだり、トレッキングを目的に世界各国から人が訪れネパール最大のリゾート地となっている。

 

町の中心にあるのがフェワ湖

南側にはダムがあり、ダム周辺は観光案内所等になっている。

 

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湖岸から見るアンナプルナ連峰が特にすばらしい。

 

この付近は標高800m程度で、カトマンズよりも温暖で過ごしやすい気候である。

ヒマラヤを眺めることのできる場所では最も快適に過ごせる場所だ。

 

ここからさらに西へ進み標高1800mほどのダンプスという村では、目の前でヒマラヤを感じることができる。観光客が気軽にいくことができるのはここまでで、登山者の拠点となる場所にもなっている。

 

 

 

世界ふれあい街歩き ― バルパライソ ―

今日は2007年1月9日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたチリのバルパライソについて調べてみた。

まずはチリについて

wikipedia:チリ

 南米にあるアルゼンチンの隣の細長い国である。

西部の太平洋、東部のアンデス山脈、北部のアタカマ砂漠に囲まれた国土になっている。太平洋上にも領土を持ち、最も有名なのはモアイ像のイースター島

 

今回訪れたバルパライソはチリ中部のバルパライソ州にある。

首都サンティアゴ・デ・チレの西方120kmの位置にある港町だ。

 

チリの国会が所在しており、港湾の機能と併せてチリの重要な都市として数えられる。

パナマ運河が建設されるまでは南米有数の主要港であった。

欧州からの移民も多く、多様な建築の街並みはその名残である。

 

太平洋に向かう斜面に41もの丘が連なる地形である。

雨や地震が多く、日本と似た気候のようだ。

 

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斜面にひしめき合うカラフルな家々

 

芸術家達が建物の壁面にアートを描いた青空美術館と呼ばれる地区も存在する。

 

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町中が斜面のため、アセンソールというケーブルカーが配置されている。

19世紀~20世紀にかけて作られた。今でも現役の市民の足である。