毎週火曜日午後八時からBSジャパンで放送されている空から日本を見てみようPLUS。
2012年10月9日・16日の2週にわたって神戸市を訪れた。
神戸市は日本で6番目、人口150万人以上の大都市である。
江戸時代末期に外国人居留地などが建てられた港町として一躍発展し、現在も東洋有数の規模である。
番組では最東部の東灘区からスタートした。
東灘区・北区・灘区の境界付近には六甲山がそびえている。
北区側には日本三古湯のひとつ有馬温泉もある
歴史の古い温泉で、大化の改新(645年)よりも少し前に、時の舒明天皇が滞在した記録があるらしい。
街中へ戻って中心地、三宮へ
商業施設が立ち並ぶ、繁華街の中心地である。
港にも近い。神戸のシンボル、ポートタワーもすぐそばだ。
このような王道の観光スポットもあれば、対岸にある川崎重工の造船所なんかもちらっと見えたりする。
やはり港近郊は見所が密集している。
番組は次週の後編へ。
再び内陸に向かい、異人館街へ。
明治大正期に建てられた洋風建築が今も並ぶ。
神戸のもう一つの顔だ。
一方、繁華街近くには日本有数のチャイナタウンがある。
長崎、横浜と並ぶ大きなチャイナタウンであるが、他の2か所と違うのは商業地域に徹しており、住宅等生活の場は別な場所に点在しているそうだ。
神戸市内を西へ進む。
三菱重工の造船所が現れる。やはり港町である。
さらに西へ進むと須磨区に入る。
源平合戦の一の谷の戦いや、美しい砂浜が和歌で詠まれるなど古代~中世より歴史の舞台に立つことがあった。明治期にも須磨離宮が建てられている。
現在は新興市街地の側面もある。
最後は明石海峡大橋へ。
全長3.9km。世界最長のつり橋だ。
駆け足で見てきたが、まだまだ神戸の上っ面を撫でたに過ぎない。
大都市ではあるが、道民には若干なじみの薄い都市かもしれない。