今回の空から日本を見てみようは広島県呉市から出発。
天然の良港であり村上水軍の根城、帝国海軍~海上自衛隊の拠点となっている。
造船や鉄鋼など重工業が盛んで、臨海工業都市としても発展している。
海上自衛隊の博物館(てつのくじら館)や呉で作られた戦艦大和にちなんだ大和ミュージアムなど軍事に関する観光スポットが多い。
また、市町村合併等により島嶼部もあるが、倉橋島と本土の間には幅がわずか90mの海峡が存在し、日本一短い海上定期航路が存在する。
倉橋島の北西には三つ子島という小さな島がある。
かつては軍の検疫所となっていたが今ではこの島で工業塩を精製する三つ子島埠頭という会社の所有物となっている。
呉市出身の著名人は多いが、個人的には1990年代、ヤクルトやダイエーで活躍した西村龍次投手が思い出深い。
彼が開幕投手として投げた年は必ず優勝するというジンクスがあった。
続いて西隣の江田島市へ向かう。
人口は2万人ほど。市域はすべて島嶼部である。
広島、呉といった軍事につながりの深い都市と隣接している。江田島市も海上自衛隊の施設が数多い。
カキ漁も盛んである。
能美島は呉市と早瀬大橋でつながっており、本土と自動車で行き来することができる。