2011年2月4日放送の地球絶景紀行。
タイ北部の(ムアン)チェンマイへ向かう。
中世に栄えたラーンナ―タイ王国の都であった。
1290年頃から都として栄え、一度滅びたものの18~19世紀に再興し、現在のチェンマイの町の基礎となっている。
絹織物や陶器、漆器など手工業の町として栄えたが現在は古都の観光が主要な産業となっている。
特に古い寺院や仏教遺跡が多くタイの人々の信仰の深さを感じることができる。
仏塔が並ぶ
日本の寺院とはやはり違った味わいである。
ワット・~という名前のお寺が多いが、ワットとはサンスクリット語に端を発する宗教施設という意味の言葉である。
チェンマイの西部山岳地帯にはモン族という少数民族が暮らす村がある。針と糸の民とも呼ばれ、伝統的な刺繍を施した衣装や雑貨が有名だ。
毎年11月にはローイクラトンというタイを代表するお祭りが開かれる。
夜空に無数の灯篭を打ち上げ、収穫に感謝を表す幻想的なお祭りである。