今日は2014年4月1日放送の空から日本を見てみようで紹介された愛知県の各都市について調べてみた。
最初は岡崎市
人口は40万人弱。三河国のほぼ中心に位置する。
長期間熟成させた豆味噌の八丁味噌で有名である。
市内の至る所に矢作川とその支流が流れている。また丘陵が多く、市内でも標高差が大きい。
徳川家康の出生地である。織田氏と今川氏の抗争の最前線でもあった。
家康の居城であった岡崎城は現在公園として整備され、1959年には天守も復興された。
アイシンや愛知時計電機など上場会社関連の工場も多い。
東海道の宿場町であったことから陣屋も残っている。また戦国時代頃までの小さな白の遺構も数多い。
つづいて安城市
人口は約18万人。現在は自動車関連を中心とする機械工業が盛んである。
戦国時代には徳川家康の祖父にあたる松平清康が安祥城を居城としていたが、時代が下って織田徳川同盟の際に廃城になったと言われる。
現在は公園となっている。
戦前には他の地域に先駆け農業の多角化、共同化が行われた。農業先進国のデンマークにあやかって日本のデンマークとの異名もつく。
このことからデンパークという農業公園も作られた。
続いて知立市
東海道53次の39番目の宿場町、池鯉鮒宿でもあった。
三河地方では人口密度が最も高い。
自動車工業が盛んである。また、伝統工芸品として仏壇が有名である。
最後は刈谷市
人口は15万人。
トヨタ自動車の発祥の地であり、豊田自動織機にアイシン精機やダイソーなど関連会社の本社が位置する。
刈谷城は徳川家の家老水野氏の居城であり、城跡は公園となっている。
市北部では猿投窯と呼ばれる古墳時代~鎌倉時代頃の古窯跡が見られる。
市南部には花と緑をテーマにしたフローラルガーデンよさみ及び依佐美送信所記念館が2007年に建てられ、対欧無線通信発祥の地であることを記している。