今日は2014年4月22日放送の空から日本を見てみようで紹介された宮崎県宮崎市について調べてみた。
人口は約40万人。
降水量が多いが、日照時間も長く平均気温も高い。
日本でも有数のリゾート都市である。
そのシンボルがフェニックス・シーガイア・リゾート。
ホテルにアミューズメント温泉、動物園と植物園、ゴルフ場にコンベンションセンターなど複合型娯楽施設である。
もっとも2001年に会社更生法の適用を受けるなど順風満帆な経営とは言い難いが、近年は外国人観光客の誘致などにも積極的である程度の収益を出しているようである。
さて、南国リゾート地といえばヤシの木。
その中でも宮崎といえばフェニックスの印象が強い。
そんな風景の発祥となったのが堀切峠。
宮崎県南部、日南海岸でフェニックスと太平洋をバックに記念写真スポットだ。
さらに南へ行くと、青島が見える。
砂岩と泥岩が交互に重なり合った地層が波に侵食されてできた不思議な地形。その姿は鬼の洗濯板と名づけられた。
小さな島だが、北半球最北の亜熱帯植物群落となっている。
また島には青島神社や海水浴場があり、古くから多くの観光客が訪れていた。
観光都市宮崎の原点であるといえるだろう。
もう一つ、宮崎の特徴は神話にゆかりが深いことである。
伊弉諾尊が黄泉から帰還して禊を行ったといわれる江田神社。神武天皇が宮を営んだと祝える宮崎神宮。近隣の町村には高天原のあった地と言われるところもある。
真偽はともかく日本書紀や古事記の舞台になってもおかしくない、古来栄えていた場所なのだろう。
その他島津義弘が築いた天ヶ城の模擬天守が残る公園や現存する九州最古の水力発電所である黒北発電所などが渋めの観光スポットである。