今日は2008年8月7日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたアイスランドの首都レイキャビクについて調べてみた。
アイスランドは人口30万人の小国でそのうちレイキャビク市内には約10万人、首都圏で見ると20万人以上が居住している。
レイキャビクは世界最北の首都である。夏は白夜が続く一方で冬はほぼ陽が差すことのない過酷な環境である。
ヴァイキングが定住を始めたが長い間小さな漁村に過ぎなかった。
18世紀にデンマークの領地となり、羊毛産業が興り交易が始まった。
現在は水産業の他に低い所得税率を活かして外国資本の誘致を積極的に行っている。
20世紀になってから作られた新しい教会だ。
展望塔も備えたアイスランドで一番大きい教会だ。
教会から北東、海岸沿いにはレーガンとゴルバチョフが冷戦終結に向けた会談を行った旧フランス領事館、通称ホフディハウスがある。
現代史の記念碑的な建物として多くの観光客も訪れる場所だ。
ペルトランという施設に郊外の発電所から熱水が集められ、なんと市内全ての給湯を賄っているという。
市外には同じく発電所から供給された熱水(排水)でブルーラグーンという温泉設備も作られた。
もちろん綺麗な街並みを散策するだけでも時間があっという間に過ぎていくことだろう。元々は漁業の町だったこともあり、海もすぐ傍なので眺めのいい場所はたくさんあるようだ。
港には海洋博物館と退役した哨戒艦オーディンが展示され、観光スポットの一つとなっている。