今日は2014年5月6日と13日に放送された空から日本を見てみようで紹介された千葉県の銚子市から香取市について調べてみた。
まずは銚子市
人口は約6万人。
海に囲まれており、夏は涼しく冬は暖かいすごしやすい気候である。
江戸時代から利根川の水運を生かして醤油の醸造が盛んとなった。
また、銚子漁港は黒潮と親潮がぶつかる位置に近く、日本随一の水揚げ量を誇る。明治時代までは日本三大海難所ともいわれる遭難の多い海であったが、ヒゲタ醤油社長の濱口吉兵衛の尽力により、国からの援助を得て漁港が修築される。昭和7年竣工となり、吉兵衛の功績をたたえた銅像が建立された。
中心部まではJR、そこから半島の先端部へ向けては、鉄道の赤字をぬれ煎餅の販売などユニークな副業で補う経営で話題の銚子電気鉄道の路線が通っている。
犬吠埼は離島や高地を除く国内では日本一早く初日の出を拝める場所でもある。
灯台は日本最大級のレンズを擁し、難所の航海を助ける重要な灯台として世界灯台100選にも選ばれている。
犬吠市街の南にある外川は江戸時代の雰囲気を残す街並みが人気だ。
さらに西へ行くと堆積した地層の露出を観察できる屛風ヶ浦も見逃せない。
続いて東庄町
中世の荘園「とうのしょう」にちなんで東庄町という名になった。
人口は13000人ほど。
イチゴやカブなどの農業が主要産業である。
そして水郷の町、香取市へ
人口は約7万5千人
武神を祀り、日本でも有数の古社である香取神宮の門前町である。
また、江戸時代の舟運で栄えた「佐原の町並み」は木造町家、蔵造り店舗、洋風建築などが保存されている。
また、日本地図を作製した伊能忠敬記念館や近代遺産である横利根閘門のレンガ建築など歴史ファンには堪らないスポットが多いだろう。
さらに山車祭りにあやめ祭りなど季節のイベントにも事欠かない、銚子市と合わせて心惹かれるエリアである。