今日は2011年12月2日放送の地球絶景紀行で紹介されたカナダのアルバータ州について調べてみた。
カナダ西部に位置する、石油を中心とする鉱物資源の産地。
川や湖が多く、水資源も豊富だ。
まず訪れたのは州の中東部にあるドラムヘラーという町。
かつては炭鉱と天然ガスの採掘で栄えた。
現在は恐竜で世界的に有名となった。
この辺り一帯は恐竜の化石がとても多く発掘される場所なのだ。
ロイヤル・ティレル古生物学博物館は世界最大規模の恐竜の展示を誇る。
アルバートサウルスを発見したカナダの地質学者ジョセフ・ティレルにちなんで名づけられた。
ステゴサウルスやティラノサウルスなどの完全骨格を展示しており、少年から老年まで心を惹きつけてやまないアドベンチャー博物館である。
福井県立恐竜博物館と姉妹館提携を行っている。
博物館の近くは州立公園になっている。
ここでは実際の発掘の見学ツアーも行われている。
つづいて州最南部ウォータートン国立公園へ。
ここはアメリカのモンタナ州に接し、というか、世界で唯一の国境を跨いだ国際公園である。
アメリカ側ではグレイシャー国立公園と呼ばれる。
地形的には遮るものはなく、二つで一つの公園と言って良いだろう。
ロッキー山脈に囲まれたいくつもの湖沼と今なお氷河が削り続ける大渓谷など、手つかずの大自然を満喫し、厳しさを学べる場所である。