後志ぐるりと ― 余市駅わがまちご当地入場券 ―

目次

 

1.余市駅とわが町ご当地入場券

本日は日曜日。

天気予報は晴れ。

調子良く5時半に目が覚めた。

家族には予定があり、なお且つ車は使用しないとのこと。

さあ、一人で出かけよう。

 

札幌から国道5号線をひた走り、小樽をノンストップで通過。

最初に車を停めた場所は余市駅

 

 

 

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駅は建物の一角。

観光物産センターやスキー王国余市の展示などをあわせた複合駅舎である。

 

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NHKの朝の連続テレビ小説マッサンですっかり有名になったニッカ蒸留所と余市

駅から蒸留所までは歩いて5分もかからない。

 

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ミニリタロード?も造られた。

 

余市駅函館本線山線の中では珍しい有人駅。

わがまちご当地入場券はみどりの窓口で購入できる。

 

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仁木駅との間を走る2両編成のローカル列車。

車窓から見る景色には田畑が多い。

駅スタンプはソーラン節。

 

ちなみに積丹町もソーラン節発祥の地であると主張しているのだが。

https://kamonji224.hatenablog.com/entry/2016/08/20/173611

 

「正調」ソーラン節としたことは他自治体への配慮なのか否かはわかりません。

 

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裏面はワインに使用するぶどう畑が選ばれた。

ニッカはまあ有名すぎるということか。

 

2.2022年6月

2022年6月、数か月前に北海道新幹線の延伸に伴って小樽~長万部間の廃線・バス転換が正式決定。子供の頃に縁のあった小樽~余市間の鉄道が、近い将来なくなってしまう。ということで久しぶりに電車へ乗って余市へ行って見た。

 

小樽駅からは1両編成

朝8時頃出発、車内はほぼ満席。

 

かつて転車台もあった構内。

 

余市の風景が描かれた跨線橋の階段。

 

この跨線橋を渡るのも最後かもしれない。

 

跨線橋から南を眺める。まっすぐに線路が伸びる先には山脈が連なっている。

長いホーム上屋も特徴的だ。

 

余市の名勝。実際の位置関係とは違う構図。

 

 

3.余市駅と周辺の沿革

余市駅は1902年北海道鉄道の然別~蘭島間開通に伴い一般駅として開業。

ニシンやリンゴの販路が拡大し、飛躍的に移出が増加した。

また駅の開業に伴って周辺の湿地帯を埋め立てし、市街地ができる。

駅の裏手側を通っていた国道は駅正面に切り替えられた。

 

1907年国有鉄道に移管。

1933年余市臨港軌道、余市駅~浜余市駅開通。ディーゼル車両で水産物などの貨物、旅客輸送を行った。

1940年余市臨港軌道廃止。

1953年駅舎全焼。翌年再建される。

 

1970年代の国土地理院地図の航空写真

 

駅舎北側が貨物ホーム。駅の裏手にある大きな施設は何だろう。

 

1984年貨物廃止、1996年観光物産センターを併設した新駅舎が完成。

 

観光案内所でこんな記念券を配布中。

 

裏面は小樽市と連携したゆき物語をモチーフにした可愛らしい絵。