小樽の端っこ周遊 ― 蘭島駅 ―

塩谷駅から国道に出て海沿いの道を走る。

長いトンネルを抜けて忍路半島の付け根を越えると小樽の西端、蘭島町だ。

国道から左手に入るとすぐに蘭島駅が見える。

 

 

1902年開業の駅。

1980年代から90年代にかけて近隣の海水浴場への旅客が非常に多く、臨時快速らんしまも運行されていた。

国道にあるセブンイレブンは日本一の売り上げを数年間記録するなど、夏季は非常に賑わっていたが近年はレジャーの変容や過疎化などにより穏やかなものである。

 

 

国土地理院地図の1970年代の航空写真。

すでに貨物は廃止となっており、駅舎右手にはかつての荷捌スペースだけが残っているようだ。

現在の航空写真では一部が公園になっているらしい。

 

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蘭島駅舎。

白い駅舎に緑と青のフォントが良く映える。

屋根も爽やかで海のそばの駅らしい装いだ。

 

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跨線橋は塩谷駅とよく似た雰囲気。

歴史を感じる佇まい。

 

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余市方面。

小雨が降っている。

かすんで見える小山はフゴッペ岬。

ここを越えると余市町の住宅街を進んで余市駅に至る。

私事だが、かつて祖父母の家も余市町の線路すぐ傍にあり夜でも列車が通る音が聞こえたものだ。

 

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塩谷方面。

こちらはほぼ山間部を走る。

線路と線路の間が広いのは、かつてその間にも線路が通っていたのだろうか。

 

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跨線橋内部。

白を基調にすっきり爽やかなデザインだ。

 

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ちなみに塩谷駅の跨線橋内部。

似ているようで結構違う。

 

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蘭島駅前の道。

小さな住宅街を抜けるとすぐ国道だ。

晴れていれば僅かに海も見えるだろう。

 

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